1. 今日の相談
「オンライン会議のURLを送るだけになり、開始直前に『何時から入れますか』『資料は必要ですか』と聞かれます」
招待文には、目的、日時、参加方法、事前準備、接続できない時の連絡先を置きます。初めて使う人がいても、次の行動が分かる文章にします。
2. 大丈夫です
ほー先輩:詳しい操作説明を全部書かんでもええで。参加までの入口と、困った時の道だけ残そ。
会議ツールの全機能を説明する必要はありません。使う操作だけを短く示し、公式の参加手順へリンクします。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPT、予定表、承認された会議設定、公式ヘルプです。会議URL、パスコード、参加者名、議題の機密情報はAIへ渡しません。
AIには「会議URLは送信画面で記入」として、文章の型だけを作らせます。
4. 実際にやってみる
1. 五つの項目を決める
目的、日時、参加方法、準備、問い合わせ先を確認します。入室できる時刻が開始時刻と違う場合は分けます。
外部参加者、初参加者、電話参加が必要な人がいる場合は、社内向け説明だけで足りるか確認します。字幕、通訳、資料の読み上げなど必要な配慮も、本人の希望と主催者の準備へ戻します。
2. 参加者に必要な操作だけを書く
アプリの事前インストール、ブラウザ参加、マイクの確認など、今回必要なことだけを選びます。
アカウント作成が必要か、ゲスト参加できるか、会社端末でアプリを入れられるかを公式情報で確認します。できない人向けの代替連絡先や資料共有方法を一つ用意します。
3. AIへ招待文を頼む
以下の架空の情報から、オンライン会議の招待文を作ってください。
「目的」「日時」「参加方法」「事前準備」「接続できない時の連絡先」の順にしてください。
入力にない録画、参加者、権限、機能、セキュリティを付け足さないでください。
会議URLとパスコードは「送信画面で記入」としてください。
【会議情報】
(実在の会議が分かる情報を除いた内容)
4. 正式な予定と照らす
日付、曜日、時刻、タイムゾーン、所要時間を予定表と照合します。
5. 参加者の立場で試す
別の端末かテスト用リンクで、リンクの開き方、表示名、マイク・カメラの初期状態を確認します。
待機室、入室許可、画面共有、チャット、録画、退出後の資料アクセスも主催者側で確認します。テスト用リンクや架空の参加者で試し、本番URLや参加者情報をAIへ貼りません。
5. 完成例
以下は架空の例です。
件名:オンライン打ち合わせのご案内(7月24日 10:00)
【目的】案内ページの修正内容を確認します。
【日時】7月24日 10:00〜10:30(9:55から入室できます)
【参加方法】会議URL:送信画面で記入
【事前準備】共有済みの資料Aをご用意ください。
【接続できない場合】担当窓口へメールでお知らせください。
録画は行いません。変更がある場合は事前にお知らせします。
録画の有無は、実際の会議設定と運用を確認したうえで書きます。
場面別の招待文例(そのまま使えます)
[ ] の中を入れ替えてください。件名に日時を入れると、相手が受信箱で探せます。
① 社外へ(初めての相手)
件名:オンライン打ち合わせのご案内([日付] [時刻])
[会社名] [担当者名]様
いつもお世話になっております。[自社名]の[氏名]です。
下記のとおり、オンラインでの打ち合わせをご案内いたします。
【目的】[何を決める・確認するか]
【日時】[日付]([曜日])[時刻]〜[時刻]([開始5分前]から入室いただけます)
【参加方法】[会議URL]
【当日の参加者】[こちら側の参加者と役割]
【事前にご確認いただきたいもの】[資料名/なければ「特にございません」]
【接続できない場合】[電話番号/メール]までお知らせください
ご都合が合わない場合は、遠慮なくお知らせください。
② 社内へ(短く)
件名:[日付] [時刻] [会議名]
【目的】[決めること]
【日時】[日付] [時刻]〜[時刻]
【URL】[会議URL]
【準備】[資料/なければ「なし」]
出られない方は[連絡先]まで。
③ 初めてオンラインを使う相手へ(不安をなくす)
【参加方法】
下記のURLをクリックするだけで参加できます。アプリの登録は不要です。
[会議URL]
・スマートフォンでもご参加いただけます
・カメラをオフのままでも問題ありません
・音が聞こえない場合は、[時刻]まで[電話番号]へお電話ください。
電話に切り替えて進めることもできます
当日[開始10分前]から接続できますので、
不安な場合は早めにお入りいただけますと安心です。
慣れていない相手には、「できなかったときどうするか」を先に書くと参加率が上がります。
④ 録画する会議
【録画について】
本打ち合わせは記録のため録画いたします。
録画データは[保存場所]に保管し、[期間]で削除いたします。
[共有範囲]以外には共有いたしません。
録画を希望されない場合は、事前にお知らせください。
録画は必ず事前に伝えます。当日「録画します」は同意になりません。
⑤ URLを送り直すとき
先ほどお送りしたURLに誤りがございました。
恐れ入りますが、下記の新しいURLからご参加ください。
【正しいURL】[会議URL]
([日付] [時刻] は変更ありません)
お手数をおかけし、申し訳ございません。
⑥ 直前のリマインド
件名:本日[時刻]の[会議名]
本日[時刻]よりお待ちしております。
[会議URL]
つながらない場合は[電話番号]までご連絡ください。
招待文に書かないほうがよいこと
- URLだけ送る— 目的と終了時刻がないと、相手は準備も予定調整もできません
- 終了時刻がない— 次の予定を入れられず、相手の1日を拘束します
- 接続できないときの連絡先がない— 当日いちばん困る場面です
- 録画を当日に伝える— 事前告知がない録画は、同意を取ったことになりません
- 公開の場にURLを貼る— 会議URLは、参加してほしい人にだけ送ります
6. 使うときの注意
会議URLを公開ページや多数の転送先へ載せないようにします。待機室、参加者確認、画面共有、録画の設定は主催者が確認します。
録画する場合は、参加者へ伝える事前案内を先に使います。会議の議題整理は、アジェンダを作る方法へ進んでください。
7. 今日できたこと
- 目的、日時、参加方法を一つの案内へまとめられた。
- 会議URLをAIへ渡さず文章の型を作れた。
- 初参加の人に必要な準備を示せた。
- 接続できない時の連絡先を置けた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:招待文は入口の案内板や。慣れてへん人も同じ扉から入れるようにしよな。
やさしいAI仕事術