1. 今日の相談
「同じことをAIへ聞いたのに、三つとも違う答えが出ました。どれが正解でしょうか」
答えを、目的、変えない事実、読みやすさ、実行条件、リスク、確認先、要確認の軸で見比べます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:答えの数を増やすより、比べる物差しを先に決めたらええで。
AIの文章は候補です。最も自信がありそうな文を正解にせず、使う場面に必要な条件へ戻ります。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと架空の三つの回答です。個人情報、顧客情報、契約、未公開資料、職場で入力が認められていない情報はAIへ渡しません。
AIに正解、優先順位、採用する案を決めさせません。事実は元資料と担当者が確認します。
4. 実際にやってみる
1. 今回の目的を一文にする
短い案内を作る、確認項目を出すなど、何に使う答えかを先に決めます。
2. 変えてはいけない事実を置く
日時、金額、決定事項、相手との約束など、元資料で確認できる事実を別にします。
3. 比較軸を三つから五つに絞る
読みやすさ、事実との一致、実行できる条件、リスク、確認のしやすさなどを選びます。
4. AIへ差分整理だけを頼む
次の三つの架空回答を、優劣を決めずに比較表へしてください。
「目的との一致」「変えない事実」「読みやすさ」「実行条件」「リスク」「確認先」「要確認」に分けてください。
最も正しい回答や採用案を決めないでください。
元の回答にない事実や効果を追加しないでください。
5. 人が使う部分を決める
一つを丸ごと選ぶ必要はありません。元資料と照合し、条件に合う部分だけを使います。
5. 完成例
【目的】架空の短い案内文を作る
【回答A】短い/確認先がない
【回答B】条件が見える/日時は要確認
【回答C】やわらかい/元文にない約束があるため使わない
【人の判断】事実を照合して必要な部分だけ選ぶ
6. 使うときの注意
多数決や文章の自然さだけでは、事実の正しさは分かりません。重要な判断、契約、医療、法律、金銭、安全に関わる内容は、正式な資料と専門の窓口へ戻します。
7. 今日できたこと
- AI回答を正解候補ではなく比較材料にできた。
- 比較軸を人が先に決められた。
- 元資料にない内容を使わず残せた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:AIの答えを比べても、最後の物差しは人が持っとこな。
答えを受け取った直後はそのまま・確かめる・使わないへ分ける方法、見本との差は違う点・残す点・直したい点の整理へ進めます。
やさしいAI仕事術