1. 今日の相談
「パソコンが壊れたら大事なファイルが全部消えると聞いて不安です。バックアップをしたことがなく、何から始めればいいか分かりません」
始め方は簡単です。「消えたら泣くファイル」を選び、パソコン以外のもう1か所(外づけの保存先かクラウド)にも置く。この「2か所ルール」だけで、不安の大半は消えます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:完璧な仕組みを作ろうとするから始まらんのや。「大事なもんだけ、もう1か所」。60点のバックアップを今日始めるんが正解やで。
AIには、自分の状況に合わせた計画を相談します。ファイルの中身は渡さず、種類だけ伝えます。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、外づけの保存先(USBメモリーや外づけドライブ)またはクラウドの保存サービスです。
職場のパソコンと業務データは、職場のバックアップルールが最優先です。勝手に個人のクラウドへ複製すると規則違反になることがあるため、必ず確認してから行います。
4. 実際にやってみる
1. 「泣くファイル」を3種類選ぶ
全部を守ろうとせず、「消えたら本当に困るもの」だけ。たとえば「作りかけの資料・写真・住所録」のような3種類に絞ります。
2. AIへ計画を相談する
パソコンのバックアップを初めて作ります。無理のない計画を教えてください。
・守りたいのは3種類:仕事の書類のフォルダー/写真/住所録(中身は渡しません)
・パソコン以外にもう1か所置く「2か所ルール」で考えたい
・外づけの保存先とクラウドの、それぞれの長所短所を初心者向けに
・月1回だけ手動で複製する場合の、忘れない工夫(カレンダー登録など)
・複製したあとに「ちゃんとコピーできたか」を確かめる簡単な方法
専門用語を使わずお願いします。
3. まず1回、手動で複製する
選んだフォルダーを外づけ先へコピーして、開けるか確認します。自動化はあとでいい——今日1回できたら、もう「バックアップがある人」です。
4. 月1回の日を決める
「毎月1日はバックアップの日」とカレンダーに登録します。月1回でも、失うのは最大1か月分——ゼロとは天と地の差です。
5. 外づけ先は別の場所に保管する
外づけの保存先をパソコンと同じかばんに入れると、盗難や水濡れで一緒に失います。保管場所を分けるのも「2か所」のうちです。
5. 完成例
【架空のバックアップ計画メモ】
守るもの(泣くファイル):
1. 仕事の書類フォルダー 2. 写真 3. 住所録
置き場所:
・ふだん=パソコン
・複製=外づけドライブ(引き出しに保管)
+写真だけクラウドにも(3か所目)
やる日:毎月1日の朝(カレンダーに登録済み)
確認:複製後にファイルを2〜3個開いてみる
職場のデータ:職場のルールに従う(個人クラウド禁止)
6. 使うときの注意
USBメモリーは手軽ですが紛失しやすく、寿命もあります。長く守りたいものはクラウドか外づけドライブが向いています。クラウドを使う場合は、そのアカウントのパスワードが命綱になるので、使い回しをやめて(できれば二段階認証も)守りを固めます。個人情報を含むファイルを持ち出し用の媒体に入れる場合は、職場の持ち出しルールの確認が先です。
7. 今日できたこと
- 守るものを3種類に絞れた。
- 2か所ルールで実際に複製できた。
- 月1回の続く仕組みにできた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:バックアップがある人は、パソコンの調子が悪い日も落ち着いとる。あなたは今日から、その側の人やで。
やさしいAI仕事術