1. 今日の相談
「AIに毎回似たようなお願いをしているのに、毎回ゼロから頼み方を考えています。前にうまくいった言い方も忘れてしまいます」
うまくいった頼み方は、場面の名前をつけて一か所に保存します。次からは貼り付けて、条件の部分だけ入れ替えれば終わりです。
2. 大丈夫です
ほー先輩:プロンプトいうと難しそうやけど、要は「うまくいった頼み方のメモ帳」や。料理のレシピ帳と同じやで。
特別な道具はいりません。メモ帳アプリでもノートでも、一か所に集まっていれば機能します。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、いつものメモ帳(アプリでも紙でも)です。
頼み方帳には、顧客名や社内の固有情報を書き込みません。「【相手】【内容】を入れ替えて使う」形の、器だけを保存します。
4. 実際にやってみる
1. 最近うまくいった頼み方を1つ思い出す
「お礼メールの下書きがいい感じにできた」など、結果に満足した依頼を1つ選びます。
2. 器の形にして保存する
固有の内容を【相手】【内容】のような穴に置き換え、場面の名前(例:お礼メール)をつけてメモ帳へ。
3. AIに帳面の整え方を手伝ってもらう
次の架空の頼み方メモを、使い回せる「頼み方テンプレ」に整えてください。
固有の内容が入る部分を【 】の穴にし、テンプレの上に「場面名」「使う条件」を1行ずつつけてください。
内容は変えず、形だけ整えてください。
【架空の頼み方メモ】
次のメモをもとに、お礼のメールを書いてください。短く、あたたかく、大げさすぎない文章にしてください。メモにない事実は書かないでください。
4. 5個たまるまで貯める
よく使う場面(お礼・案内・要約・言い換え・チェック)で5個そろえば、日常の大半をカバーできます。
5. 月に一度だけ見直す
使わなかったテンプレは消し、よく使う物は言い回しを磨きます。増やしすぎないのが長続きのコツです。
5. 完成例
【架空のマイ頼み方帳】
■お礼メール(相手にしてもらった事があるとき)
次のメモをもとに、お礼のメールを書いてください。
短く、あたたかく、大げさすぎない文章に。メモにない事実は書かない。
【相手】:
【してもらったこと】:
【こちらの次の行動】:
■長文の要約(会議メモ・お知らせを短くしたい)
次の文章を「決まったこと」「まだのこと」「次にやること」に分けて。
書かれていないことは推測しないでください。
【文章】:
6. 使うときの注意
頼み方帳を職場で共有する場合は、置き場所(共有フォルダなど)と編集ルールを決めます。帳面自体に顧客名や実際の文面を残さない習慣は、個人用でも共有用でも同じです。AIの答えの確認(事実・数字・固有名詞)は、テンプレを使っても毎回行います。
7. 今日できたこと
- うまくいった頼み方を器の形で保存できた。
- 場面の名前で探せるようになった。
- 増やしすぎない見直しの習慣も決めた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:頼み方帳は、あなたの仕事の知恵の結晶や。ちょっとずつ貯めてこ。
やさしいAI仕事術