文章の相談事例

研修・会議の「振り返り」を、自分の気づきで書く

研修や会議のあとの振り返り・感想が、「勉強になりました」で止まってしまう。自分の気づきや学びを、ちゃんと言葉にしたい

5分 ChatGPT できた自信がついた

こんな人へ
研修・会議のあとの振り返りや感想文が書けない人・「参考になりました」以上の、自分の学びを言葉にしたい人

今日の相談

感想が書けない

研修後の振り返りシートを前に、感想がうまく書けず悩んでいる主人公

「勉強になりました」から先に進まない…

3ステップ

この順番なら、迷わず進められます

  1. AIへお願い

    AIで空の振り返り型を作る・実際の気づきは自分で書く

    頼む
  2. AIの返事

    自分の気づきの・振り返りの文になる

    受け取る
  3. できた!

    書けた

    自分の学びを、ちゃんと・言葉にできた

    仕上げる
人が最後に確かめること
  • 内容のまとめはしない
  • 気づきとこれから、の2つ
  • 自分の言葉に直す
また困ったらおいでと言うほー先輩

何を感じたかは、あなたにしか書けへん。それが振り返りのいちばんの値打ちやで。

流れはつかめたやろ? ほな、このとおりにやってみよか。コピーして使える手順を下に置いといたで。

このとおりに、5分でやってみる コピーして使える手順・スマホでもできます

1. 今日の相談

「研修や会議のあとに、振り返りとか感想を出さなあかんのですけど、それが毎回書けなくて。『大変勉強になりました』『今後の業務に活かしたいと思います』——書けるのは、これくらい。ちゃんと聞いてたし、なるほどと思ったこともあったんです。でも、それを自分の言葉にしようとすると、ありきたりな文しか出てこなくて。これでちゃんと振り返れてるんかな、って」

これ、とてもよく聞く相談です。振り返りや感想が「勉強になりました」で止まるのは、あなたが真剣に参加した証拠でもある。でも、心のどこかで動いたものを、言葉にする途中で、つい無難な表現に落ち着いてしまう。そして、毎回同じような感想文になってしまう。

この「ありきたりな感想ではなく、自分の気づきを振り返りにする」ところを、なんとかしたい——というのが今日の相談です。

2. 大丈夫です

ほー先輩:大丈夫やで。振り返りに、上手な言葉はいらん。要るのは、たった2つや。「いちばん心に残ったこと」を1つと、「明日から何を試すか」を1つ。この2つがあったら、それはもう立派な振り返りや。無難な感想文より、なんぼもええで。

そうなんです。良い振り返りは、研修の内容をきれいにまとめること(それはまとめで、また別の話)ではありません。あなたが何を感じ、これからどうするか——ここが主役です。

今日は、AIには架空例から空の振り返り型だけを作ってもらい、実際に心に残ったことと、これから試すことは承認された文書へ自分で書きます。研修・会議の実内容や本人の気づきをAIへ渡しません。主役は、あなたの気づきです。

3. 今日使うAI・道具

今日使うのは1つだけです。

  • ChatGPT(無料で始められます) … 実際の研修・会議とは関係のない架空例から、「心に残った事実」「自分の気づき」「次に小さく試すこと」「まだ分からないこと」の空の型を作ってもらいます。
  • 職場で承認された提出文書 … 実際の気づきと次の一歩を、自分で記入します。

実際の配布資料、発言、参加者、案件、評価、感情のメモは、固有名詞を置き換えても一般向けAIへ渡しません。

4. 実際にやってみる

そのまま真似できる手順です。いきましょか。

ステップ1:架空例で空の振り返り型を作る

実際の研修や会議とは関係のない架空例だけを使います。

研修・会議の振り返りを人が書くための、空のひな形を作ってください。 「印象に残った事実」「自分の気づき」「仕事で小さく試すこと」「まだ分からないこと」に分け、担当者が後から記入できる空欄を置いてください。 実際の研修内容、発言、感情、効果、評価、行動は作らないでください。

架空例:説明を聞いて、次回までに一つだけ試す場面

ステップ2:実際の気づきを、自分で二つだけ書く

空の型を職場で承認された提出文書へ移します。うまく書こうとせず、いちばん心に残った事実これから小さく試すことを一つずつ、自分で書きます。配布資料や正式記録を確認し、他の参加者の発言や感情を推測しません。

ステップ3:自分の言葉で読み直し、実感に合わせる

書いた文章を声に出して、自分の実感に合っているかを確認します。感想は、あなたのものです。「なりたいです」を「なってみます」に変えるだけでも、ぐっと自分の言葉になります。AIは空の型まで、気づきと言葉は自分です。

ほー先輩:AIが出すのは、あくまで下書きや。そこにあなたの言葉を一滴たらすだけで、借りもんの感想が、自分の振り返りになる。その一滴が、いちばん大事やねんで。

5. 完成例

実際にやってみると、こんなふうに変わります。(架空の研修の例です)

ビフォー(心に残ったことのメモ)

・「待つことも支援」という言葉が心に残った
・つい先回りして声をかけてしまっていた
・明日から、5秒待ってから声をかけてみる

アフター(空の型へ本人が書いた振り返り例)

今回の研修で、いちばん心に残ったのは「待つことも支援」という言葉でした。
私はこれまで、よかれと思って、つい先回りに声をかけていたのだと、
あらためて気づかされました。

明日からは、すぐに声をかけるのではなく、まず5秒だけ待ってみます。
その子自身が動き出す時間を、少しずつ待てるようになりたいです。

空の型へ、研修内容のまとめではなく「自分の気づき」を書けました。実際に感じたことと、自分で決めた次の一歩だけを残します。

研修レポートの書き出し例(そのまま使えます)

いちばん手が止まるのは最初の一行です。[ ] の中を、自分が実際に感じたことに入れ替えてください。研修の要約は書かず、自分に起きた変化だけを書きます。

① 気づきから書き出す(いちばん書きやすい形)

今回の研修で、いちばん心に残ったのは「[心に残った言葉]」という言葉でした。
私はこれまで[それまでの自分のやり方]をしていましたが、
[どう受け取ったか]と気づかされました。

明日からは、[具体的にやってみること]をしてみます。

② やり方が変わったことから書き出す

[研修名]を受けて、[業務名]の進め方を見直したいと思いました。
これまでは[今までのやり方]でしたが、研修で[学んだ考え方]を知り、
[なぜそう思ったか]と感じました。

まずは[小さく始められること]から試します。

③ 難しいと感じたことから書き出す

[研修名]の中で、[難しいと感じた内容]は、正直まだ自分の中で整理しきれていません。
[どこが分からなかったか]が、今の課題だと感じています。

[誰に聞く/何を調べる]で確認したうえで、[いつ]までに自分の言葉にしたいと思います。

分からなかったことを書いても問題ありません。その後どうするかが書いてあれば、前向きな振り返りになります。

④ 現場で使える形にして書き出す

[研修名]で扱われた[手法・考え方]は、[自分の担当業務]でそのまま使えると感じました。
特に[具体的な場面]では、[どう活かすか]ができそうです。

[いつ]から試し、[どうなったか]を[誰]と共有します。

⑤ 所感を短くまとめる(末尾用)

研修全体を通して、[一番の学び]を持ち帰ることができました。
[明日からの一歩]を続けて、[どうなりたいか]につなげていきます。

研修レポートに書かないほうがよいこと

  • 研修内容の要約だけ— 資料に書いてあることを写しても、読む人には新しい情報がありません
  • 「大変勉強になりました」で終える— どこが、なぜかを一行足すだけで、まったく違う文になります
  • 参加者や講師への評価(「話が長かった」)— 感想文であって評価表ではありません
  • 職場の個別事例をそのまま書く— 利用者・お客様・同僚が特定できる内容は、提出先が社外の場合はとくに書きません
  • できていないことの謝罪— 振り返りは反省文ではありません。次にやることを書けば十分です

研修の内容そのものを職場へ共有する場合は、研修資料の要約の仕方が使えます。

6. 自分の振り返りにするために

「心に残ったこと」と「これから試すこと」を一つずつ置くと、研修内容のまとめだけで終わらず、自分の学びへつなげやすくなります。

受講していない内容、感じていないこと、実行すると決めていない行動を足しません。下書きが立派すぎると感じたら、普段使う言葉へ戻し、実際に話せる一文だけを残します。

何が心に残ったかを決めるのは本人です。提出前に読み上げて、自分の考えと違う箇所がないか確認します。

7. 今日できたこと

今日できたことを、言葉にしておきますね。

  • 研修の振り返りを、内容のまとめではなく「自分の気づき」で書けた。
  • 「心に残ったこと1つ+これから試すこと1つ」という振り返りの型を覚えた。
  • 実際の研修内容や気づきをAIへ渡さず、自分の言葉で書けた。

次の研修や会議のあとも、この2つのメモから、落ち着いて振り返れます。

8. ほー先輩の一言

ほー先輩:研修で何が語られたかは、資料を見たら分かる。けど、あなたが何を感じて、明日どうするかは、あなたにしか書けへん。そこが振り返りのいちばんの値打ちやねん。上手な言葉やのうてええ。正直な気づきを一つ、明日の一歩を一つ。それが書けたら、今日の学びはもう、あなたのもんや。よう振り返ったな。

この型を保存する研修・会議の振り返りテンプレ・コピーして使えます

役に立ちそうな人へ

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