1. 今日の相談
「注文を受けた商品が欠品しました。入荷日はまだ確定していません。お詫びだけでは足りない気がしますが、何を書けばよいでしょうか」
欠品のお知らせは、謝罪の長さよりも、何が用意できないか、今どこまで分かっているか、どんな選択肢があるか、次はいつ連絡するかが大切です。
AIは情報を読みやすい順へ整えられます。ただし、入荷日、代替商品、返金可否を推測させません。
2. 大丈夫です
ほー先輩:未定を無理に埋めんでええで。「分かったら連絡」やなく、次に確認する日を決めよ。
入荷日が未定でも、案内はできます。「現在確認中」「次回は○日に状況をお知らせします」と、確定情報と次の確認を分けます。
待つ、別商品を検討する、注文を取り消すなどの対応は、実際に提供できるものだけを示します。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、在庫表、仕入先からの連絡、注文条件、返金・変更ルールです。顧客名、注文番号、住所、連絡先はAIへ渡しません。
商品名も未公開情報を含む場合は「商品A」へ置き換えます。正確な名称は、AI画面ではなく承認された送信画面で人が入れます。
4. 実際にやってみる
1. 五つの事実を集める
対象商品、欠品の状態、現在の見込み、提供できる対応、次の連絡日を元資料から拾います。
2. 確定と未確定を分ける
「来週入荷予定」と「仕入先へ確認中」を混ぜません。日付に根拠がなければ要確認にします。
3. AIへ下書きを頼む
以下は架空の欠品対応メモです。
「お詫び」「対象商品」「現在分かっていること」「選べる対応」
「次の連絡日」の順で、短いお知らせを作ってください。
メモにない入荷日、原因、代替品、返金条件を付け足さないでください。
未確定の内容は「要確認」と残してください。
【対応メモ】
(注文や顧客が分かる情報を除いたメモ)
4. 注文ごとの条件を確認する
支払済みか、発送前か、セット商品の一部かで対応が変わります。AIの共通文をそのまま全員へ送りません。
5. 掲載先と在庫表示をそろえる
メールだけでなく、商品ページ、店頭表示、予約・注文画面の在庫表示も更新します。
5. 完成例
以下は架空の例です。
件名:商品Aの欠品について
このたびは商品Aをご注文いただき、ありがとうございます。
現在、商品Aは欠品しており、入荷日を仕入先へ確認しています。
現時点でご案内できる対応は次のとおりです。
・入荷まで待つ
・代替商品を検討する(候補は要確認)
・注文の取り消しを相談する
7月20日までに、入荷状況をあらためてご連絡します。
ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。
入荷日を作らず、次に状況を知らせる日だけを明確にしています。
6. 使うときの注意
返金、キャンセル、代替品、分割発送は、利用規約と注文条件を責任者が確認します。安全性や品質に関わる回収・販売停止は、通常の欠品案内ではなく職場の正式手順を優先します。
案内後は、連絡済みの注文と未対応の注文を分け、必要な担当者だけが見られる場所で管理します。
7. 今日できたこと
- 欠品の確定情報と未確定情報を分けられた。
- 入荷日を推測せず、次の連絡日を示せた。
- 実際に提供できる選択肢だけを書けた。
- 在庫表示と個別連絡をそろえられた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:言いにくい知らせほど、次にどうできるかが見えたら安心につながるで。
やさしいAI仕事術