1. 今日の相談
「更新前と更新後の表をAIで比べたいです。並び順が変わっただけの行まで、変更と出ないでしょうか」
比較前に、目的、版、基準日、比較キー、行と列、単位、表記、空欄、重複、除外、照合元、確認者へ分けます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:表を渡す前に、同じものを見比べる準備から始めよな。
AIには比較前確認表と架空データでの差分候補だけを頼みます。どちらが正しいか、空欄の意味、差分の理由、正式な変更は、元資料と担当者が人の目で確認します。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと架空の二表です。実名、顧客・従業員情報、売上、口座、契約、認証情報、未公開データは、承認されていないAIへ渡しません。
AIに正しい版、空欄の意味、差分理由、重複削除、正式な更新、採用値を判断させません。
4. 実際にやってみる
1. 比較の目的を一つにする
追加・削除・値の変更・表記差など、今回見つけたい違いを決めます。全部を一度に確定しようとしません。
2. 基準日と版をそろえる
作成日、更新日、対象期間、承認状態を確認します。途中版と確定版を比べる場合は、その違いを先に残します。
3. 比較キーと単位を確認する
行を対応づける架空IDや項目名を決めます。円・千円、分・時間、税込・税別などの単位をそろえます。
4. AIへ確認表の型を頼む
次の架空の二表だけを使い、比較前確認表と差分候補を作ってください。
「目的」「版」「基準日」「比較キー」「行と列」「単位」「表記」「空欄」「重複」「除外」「差分候補」「照合元」「要確認」に分けてください。
正しい版、空欄の意味、差分の理由、重複削除、正式な更新、採用値を推測しないでください。
実名、顧客・従業員情報、売上、口座、契約、認証情報、未公開データを入力する欄は作らないでください。
【架空の表A】
(書く)
【架空の表B】
(書く)
5. 差分候補を元資料と照合する
追加、削除、値変更、表記差、並び替え、単位差へ分けます。変更に見える行を一つずつ元資料と担当者へ戻します。
5. 完成例
【目的】架空一覧AとBの更新候補を見つける
【版】A=確認済み旧版、B=確認前の候補版
【基準日】両方とも架空日付A時点か要確認
【比較キー】架空項目ID
【単位】時間。分表記が混ざっていないか確認
【空欄】未入力・対象外・削除のどれかを人が確認
【差分候補】ID-03の値、ID-05の行有無
【照合元】承認済みの架空変更記録
【要確認】並び替えだけの行を変更件数へ含めない
AIが差分候補を出すだけで、正式変更は元資料へ戻しています。
6. 使うときの注意
空欄、ゼロ、「なし」、未入力は同じ意味とは限りません。AIが補完した値を正式表へ戻さず、作成者へ確認します。
二つの表に同じ個人情報が含まれる場合、比較のためにAIへ二重送信することになります。承認環境と必要最小限の項目を確認します。
7. 今日できたこと
- 比較する版・基準日・キー・単位をそろえられた。
- 並び替えと内容変更を分けられた。
- 差分候補を元資料と人の確認へ戻せた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:AIの差分は答えやなく、確認する場所の付箋として使おな。
比較軸を先に決める場合はAI案を比較する前の確認、数字入り案内へ使う場合は単位・日付・例外の照合へ進めます。
やさしいAI仕事術