1. 今日の相談
「仕事を教わっても、後で手順が思い出せず同じことを二度聞いてしまいます。申し訳なくて、質問すること自体が怖くなってきました」
怖くなる前に、教わり方を型にしましょう。教わりながら番号つきでメモ→最後に自分の言葉で復唱→その日のうちに一人で一度やる。この三点セットで、一度の説明の吸収率が全く変わります。
2. 大丈夫です
ほー先輩:二度聞くこと自体は罪やないで。ただ「前と同じ聞き方」で二度聞くのがもったいないだけや。二度目は「ここまでは分かってます」をつけたら、それはもう成長の証明なんや。
AIには、メモの型と聞き直しの言い方を作ってもらいます。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、いつも持ち歩くノート(0419の一冊主義と相性抜群です)です。
教わった内容に社外秘や個人情報が含まれる場合、その部分はAIへの相談に貼らず、手順の構造だけを相談します。
4. 実際にやってみる
1. AIへ教わり方の型を頼む
仕事を教わるときの「教わり方の型」を作ってください。
・教わる前:目的を一言で確認(「これは何のための作業ですか」)
・教わり中のメモ:番号つき・動詞で短く(「1. 開く 2. 入力 3. 印刷」)・注意点は☆マーク
・教わった直後:自分の言葉で復唱(「ここまでを確認させてください。まず◯◯、次に…」)
・その日のうち:一人で一度やってみて、詰まった箇所に印
・二度聞くとき:「メモのここまでは分かるのですが、◯◯の部分をもう一度お願いできますか」と、分かっている範囲を先に伝える言い方
1枚にまとめてください。
2. メモは「番号と動詞」だけ
文章で書くと、書くことに気を取られて話を聞き逃します。「1. 開く 2. 選ぶ 3. 印刷」——後で自分が思い出せる最小限が正解です。
3. 最後の復唱が一番効く
「ここまでを確認させてください」と自分の言葉で流れを言い直します。あやふやな箇所がその場で見つかり、教えた側も「伝わった」と安心します。
4. その日のうちに一人で一度
記憶が新しいうちに一人でやってみて、詰まった箇所に印をつけます。印のついた箇所だけ聞き直せば、質問は的確で短くなります。
5. 二度目は「ここまで分かる」をつけて聞く
「メモの3番までは自分でできたのですが、4番の◯◯をもう一度お願いできますか」。丸ごと聞き直すのではなく、分かる範囲を先に示す——これが教わり上手の聞き直しです。
5. 完成例
【架空の教わりメモ】
■レジ締め(7/◯ ◯◯さんに教わる)
目的:売上の確定と翌日の釣り銭準備
1. 閉店の札→施錠
2. 精算モード(☆説明書12ページ)
3. 金種ごとに数える(☆袋を混ぜない)
4. 精算票に記入 ←今日詰まった。明日ここだけ確認
5. 金庫へ→精算票ファイルへ
復唱済✓/一人で一回✓(4番に印)
聞き直し:「3番までできました。4番の記入欄の
◯◯だけもう一度お願いできますか」
6. 使うときの注意
教わる相手が忙しそうなときは、「今5分ほどよろしいですか」と時間の確認から入ると、お互いに落ち着いて進められます。メモを取ること自体を禁じる場面(お客様の前など)では、直後に離れてから書けば十分です。何度聞いても定着しない作業は、あなたの問題ではなく手順書がない職場の問題かもしれません——その場合は0450のような手順書づくりを提案する側に回りましょう。
7. 今日できたこと
- メモ・復唱・その場で一回の型が身についた。
- 聞き直しの上手な言い方を持てた。
- 質問の怖さが「成長の道具」に変わった。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:教わり上手はな、教える人を育て上手にするんや。あなたの復唱ひとつで、職場の教え方まで良うなるんやで。
やさしいAI仕事術