1. 今日の相談
「電話で聞いた折り返し先の番号を一桁書き間違えて、かけ直せなくなったことがあります。聞き返すのも失礼な気がして、つい曖昧なまま切ってしまいます」
まず大前提です。復唱と聞き返しは失礼ではなく、丁寧な対応です。あとは言い回しの型を持っておくだけで、迷いが消えます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:聞き間違いはな、耳のせいやのうて「確認の型がない」せいや。型があれば、聞き取りにくい電話でも怖ないで。
AIには、場面別の復唱フレーズと電話メモの型を作ってもらいます。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、電話の横に置くメモ用紙です。
実際のお客様の名前や番号は、AIへ渡しません。フレーズ集はすべて架空の例で作ります。
4. 実際にやってみる
1. AIへフレーズ集を頼む
職場の電話対応で使う「復唱・確認フレーズ集」を作ってください。場面は次の五つです。
・電話番号を復唱する(数字を区切って読む例つき)
・名前の漢字を確認する(「どのような字を書きますか」の丁寧な言い方)
・日時を復唱する(曜日もあわせて言う例)
・聞き取れなかったとき、もう一度お願いする言い方
・電波や周囲の音で聞き取りにくいときの伝え方
名前や番号はすべて架空の例にしてください。押しつけがましくない、自然な言い回しでお願いします。
2. 番号は「区切り復唱」にする
たとえば架空の番号なら「ゼロキュウゼロの、イチニサンヨンの、ゴロクナナハチ、でよろしいでしょうか」。区切ると相手も確認しやすくなります。
3. 日時は曜日をセットで
「明日」「来週の水曜」は行き違いの元です。「7月◯日の水曜、14時ですね」と日付と曜日を両方復唱します。
4. 電話メモの型を横に置く
「日時・相手の名前・用件・折り返し先・対応期限」の5項目を印刷して電話の横へ。埋める欄があると、聞き漏らし自体が減ります。
5. 声に出して練習する
フレーズ集は黙読では身につきません。一度声に出して読んでおくと、本番でするっと出ます。
5. 完成例
【架空の復唱フレーズ集(抜粋)】
番号確認:
「復唱いたします。ゼロキュウゼロの、イチニサンヨンの、
ゴロクナナハチ、でよろしいでしょうか」
名前の漢字:
「恐れ入ります、サトウ様は、佐藤の藤の字で
よろしいでしょうか」
聞き返し:
「恐れ入ります、お電話が少々遠いようでして、
もう一度おっしゃっていただけますか」
日時:
「7月◯日水曜の14時、承りました」
6. 使うときの注意
聞き取った内容に少しでも自信がないまま切るのが、一番のトラブルの元です。切る前の最後に「それでは、◯◯の件、◯日にご連絡いたします」と要点をまとめて言うと、相手も間違いに気づけます。電話メモに書いた個人の連絡先は、用件が済んだら決められた方法で処分します。
7. 今日できたこと
- 復唱は丁寧な対応だと分かった。
- 場面別の確認フレーズが揃った。
- 電話メモの型で聞き漏らしを防げるようになった。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:電話は顔が見えへん分、確認の一言が表情の代わりなんや。あなたの復唱は、相手への気配りやで。
やさしいAI仕事術