1. 今日の相談
「会社の書類に押す印鑑の種類がいつも曖昧です。認印・角印・実印のどれを使うのか、毎回まわりに聞いています」
役割は「重みの階段」で覚えます。日常の受領・確認は認印、請求書や見積書など社外の書類には角印、契約や登記などの重要書類は実印(代表者印)。この基本に、自社の慣例を書き足した早見表を作れば、もう迷いません。
2. 大丈夫です
ほー先輩:印鑑の種類は3段の階段や。「軽い確認・会社としての発行・会社としての約束」。書類がどの段か考えたら、判子は自然に決まるんやで。
AIには早見表のたたき台を作ってもらい、自社の実際の運用で仕上げます。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、職場でよく扱う書類の一覧(頭の中で十分です)です。
契約書・官公庁への提出書類など重い書類は、早見表があっても自己判断せず、責任者への確認が必須です。早見表は日常の書類を速くするための道具です。
4. 実際にやってみる
1. AIへ早見表のたたき台を頼む
会社の印鑑の使い分け早見表のたたき台を作ってください。
・3種類の役割:認印(日常の受領・社内確認)/角印(請求書・見積書・領収書など社外への発行書類)/実印・代表者印(契約書・登記・官公庁関係の重要書類)
・よくある書類10種の対応例:宅配の受領・社内の回覧・請求書・見積書・領収書・注文書・契約書・口座関係・官公庁への届出・慶弔関係
・注意ルール:実印と重要書類は必ず責任者確認/実印の保管場所と持ち出し記録/シャチハタ不可の書類がある
表の形にして、最後に「自社の慣例で上書きする欄」を作ってください。
2. 自社の慣例で上書きする
たたき台のままでは使えません。「うちは注文書も角印」「宅配の受領はシャチハタ」——実際の運用を責任者に確認して、表を自社版に直します。ここが一番大事な工程です。
3. 「実印の段」だけ特別扱いにする
実印(代表者印)に関わる書類は、早見表に「必ず◯◯さんへ確認」と書きます。速さより確実さの段です。
4. 保管と持ち出しのルールを添える
実印・銀行印の保管場所、持ち出すときの記録(誰が・いつ・何のため)を表の下に明記します。使い分けと保管はセットです。
5. 印鑑の近くに貼る
完成した早見表は、印鑑を保管している場所の近くへ。聞かれる側だった先輩の時間も、これで守られます。
5. 完成例
【架空の印鑑使い分け早見表】
宅配の受領 → 認印(シャチハタ可)
社内の回覧 → 認印
請求書・見積書・領収書 → 角印
注文書 → 角印(うちの慣例)
契約書 → ⚠️実印・必ず社長へ確認
官公庁への届出 → ⚠️書類ごとに指定あり・責任者確認
口座関係 → ⚠️銀行印・経理の◯◯さんへ
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実印・銀行印:金庫保管/持ち出しは記録簿に記入
更新日:2026年7月◯日(慣例が変わったら書き換え)
6. 使うときの注意
印鑑の法的な意味(契約の効力など)は書類の種類や状況で変わるため、重要な契約は必ず専門家や責任者の確認を通します。電子契約の普及で「印鑑不要」の書類も増えていますが、その判断も自己流にせず会社の方針に従います。角印を押した書類は会社名義の発行物になるので、押す前に内容の最終確認(0487のチェックリスト)とセットで運用すると安全です。
7. 今日できたこと
- 3段の階段で使い分けの考え方が入った。
- 自社の慣例入りの早見表ができた。
- 重い書類は確認する線引きが明確になった。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:印鑑をちゃんと使い分ける人は、「書類の重みが分かる人」や。それは事務の一番の信頼なんやで。
やさしいAI仕事術