1. 今日の相談
「昇進の連絡を受けました。上司や同僚へお礼を伝えたいのですが、『身に余る光栄です』『全力で貢献します』のような大きな言葉ばかりになってしまいます」
昇進のお礼は、自分の決意を大きく見せる文章ではありません。支えてくれたことへの具体的な感謝と、新しい役割を確認しながら進む姿勢を伝えます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:昇進した瞬間に、何でもできる人になるわけやない。教えてもろたことへのお礼と、これからも確認します、でええんや。
内示と正式発表は分けます。誰へいつ伝えてよいか、職場の発表順を先に確認します。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、正式な人事発表です。
未公表の人事、氏名、役職、評価、給与、異動、候補者、社内事情はAIへ渡しません。AIには固定の練習例から、お礼メールの空欄型だけを作らせます。
4. 実際にやってみる
1. 伝えてよい時期と相手を確認する
正式発表日、役職名、着任日、社外へ知らせる範囲を人事・上司の案内で確認します。
2. 相手ごとの感謝を一つ選ぶ
「困った案件で相談に乗ってくれた」「会議の進め方を教えてくれた」など、実際に確認できる場面を一つ選びます。相手全員へ同じ一斉文を送るより、短くても具体的な一言を足します。
3. 固定例で空欄の型を作る
実際の会社とは無関係な「町内読書会で新しい係を任された」という固定の練習例だけを使い、
昇進・昇格時のお礼メールの空欄の型を作ってください。
順番は「任命へのお礼」「相手から教わったこと」「今後の姿勢」「結び」です。
役職、実績、評価、未公表情報、成果の約束を推測しないでください。
氏名、役職、具体的な感謝は空欄にしてください。
4. 最後の一文を自分で書く
「教えていただいた確認の習慣を、新しい役割でも大切にします」のように、実行できる姿勢へ直します。
5. 完成例
件名:ご報告とお礼
【宛先】様
このたび【正式に確認した役職】を拝命しました。
これまでご指導いただき、ありがとうございます。
特に【実際に教わったこと】では、多くのことを学ばせていただきました。
新しい役割でも、確認と相談を大切にしながら取り組んでまいります。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
同僚へは「これからも助けてもらう場面があると思います。私からも支えられるよう取り組みます」のように、上下を強調しすぎない言葉へ変えられます。
6. 送信前の確認
発表日、役職名、着任日、宛先を正式情報と照合します。未公表の異動や評価理由、他の候補者へ触れません。「必ず成果を出します」「部署を変えます」など、自分だけでは決められない約束を削ります。
7. 今日できたこと
- 正式発表の時期と伝える範囲を確認できた。
- 相手ごとに具体的な感謝を一つ選べた。
- 大きすぎる抱負を、実行できる姿勢へ直せた。
- 未公表情報をAIやメールへ出さずに済んだ。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:役職が変わっても、助けてもろたことは変わらん。ありがとうを一つ返して、また相談しながら進んだらええんやで。
やさしいAI仕事術