1. 今日の相談
「事務所を移転します。住所、電話、休業日、請求書の送付先を一度に伝えたいです」
移転案内は、移転対象、旧住所、新住所、変更日、連絡先、業務への影響、相手に必要な手続きを正式な移転計画からそろえます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:全部を長く説明せんでも、変わる日と相手の行動が見えたら伝わるで。
電話や窓口の開始日が違う場合は、一つの日付へまとめず、項目ごとに書けます。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPT、承認済みの移転計画、正式住所、営業予定、取引先一覧、変更手続き一覧です。未公開の契約、人事、個人の連絡先はAIへ渡しません。
4. 実際にやってみる
1. 変更する情報を一覧にする
所在地、郵便物の受取開始日、電話、窓口、休業日、請求書や納品物の送付先を分けます。
案内文を一つ作る前に、変更項目ごとの正本を決めます。住所は承認済みの正式表記、営業日は移転計画、請求書の送付先は経理の通知、来訪方法は受付案内というように、確認先を分けます。地図サービスの表示や古いメール署名を、そのまま正式情報として使いません。
2. 決定済みと未確定を分ける
登記、契約、工事、回線などが未確定なら「調整中」とします。AIに開始日や住所表記を補わせません。
3. AIへ案内文を頼む
以下は架空の事務所移転メモです。
「移転対象」「旧住所」「新住所」「変更日」
「業務への影響」「相手に必要な手続き」「問い合わせ先」の順で、
短い移転案内を作ってください。
メモにない住所、日付、電話番号、休業、変更理由、手続きを付け足さないでください。
未確定の項目は「調整中」または「要確認」と残してください。
【移転メモ】
(未公開情報や個人情報を除いた内容)
4. 送付先ごとに必要事項を調整する
取引先には請求・納品の変更、来訪者には地図と受付、Web利用者には営業日など、必要な情報だけを選びます。
全員へ同じ文章を送ると、不要な契約情報や内部連絡先まで広がることがあります。取引先、仕入先、来訪者、郵便・配送会社、行政・金融機関、Web閲覧者に分け、「相手が何を変更する必要があるか」を一つずつ確認します。変更が不要な相手には、住所と開始日だけの短い案内で十分です。
5. 公式情報を更新する
Webサイト、請求書、署名、地図、契約台帳、郵便転送などを担当表で更新し、古い住所が残っていないか確認します。
5. 完成例
以下は架空の例です。
件名:事務所移転のお知らせ
7月29日より、事務所を下記住所へ移転します。
新住所:B市中央1-2-3
旧住所での窓口対応:7月26日17時まで
新住所での窓口対応:7月29日9時から
7月27日・28日は移転作業のため窓口を休止します。
請求書の送付先変更が必要な場合は、7月25日までにご連絡ください。
住所と業務の変更日を分け、相手に必要な行動を一つだけ置いています。
6. 使うときの注意
振込先、請求名義、契約者の変更を移転案内だけで済ませません。金銭や契約に関わる変更は、登録済み連絡先や正式書類など別の経路でも確認します。
個人宅を事業住所にする場合や非公開の拠点がある場合は、公開範囲を責任者と確認します。
公開後は、Webサイトだけでなく検索サービスの店舗情報、SNSプロフィール、予約ページ、メール署名、請求書・見積書のひな形も確認します。更新担当と完了日を一覧にし、旧住所への郵便や来訪がいつまで発生しうるかを記録すると、案内漏れを見つけやすくなります。
7. 今日できたこと
- 旧住所と新住所を分けられた。
- 項目ごとの変更日を確認できた。
- 未確定情報をAIに作らせなかった。
- 案内後の公式情報更新までつなげられた。
移転と同時に窓口担当も変わる場合は、担当変更を相手が困らない順番で知らせる方法も確認できます。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:移転案内は、新しい場所への地図やなく、迷わず仕事を続ける橋渡しやで。
やさしいAI仕事術