1. 今日の相談
「AIに聞いてみたいことはあります。でも、うまい質問文を作ろうとすると長くなって、結局送れません」
最初に整えるのは質問の言い回しではなく、答えをどこで、誰が、何のために使うかです。
2. 大丈夫です
ほー先輩:質問を立派にせんでも、答えの使い道が一つ見えたら始められるで。
AIへの質問に正解の型はありません。使い道を一文にすると、必要な材料と、AIに決めさせない部分が見つけやすくなります。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、架空の短いメモです。初めて試すときは、氏名、連絡先、顧客、金額、契約、健康、認証情報など実際の仕事データを使いません。
職場の情報を扱う場合は、承認されたAI環境と入力ルールを先に確認します。
4. 実際にやってみる
1. 答えを使う場面を一つ書く
「明日の打ち合わせ前に、質問を三つ用意する」のように、使う場面を一つにします。「仕事を良くする」のような大きな目的は、今日の一回では扱いません。
2. 誰が読むかを書く
自分だけが読むのか、同僚へ見せるのかで、必要な説明は変わります。相手の個人情報を入れる必要はありません。
3. AIに決めさせないことを書く
採用する案、期限、担当、費用、約束など、人が決めることを一つ示します。
4. 確かめる先を書く
元の案内、職場の手順、担当者など、答えを照合する先を先に決めます。
5. 四行をAIへ渡す
次の架空メモから、打ち合わせで確認する質問を三つ作ってください。
使う場面は、明日の打ち合わせ前の準備です。
読むのは自分だけです。期限や担当は決めず、質問の形で残してください。
メモにない内容は足さず、確認が必要な点は「要確認」と書いてください。
架空メモ:新しい受付方法を来月から試す。案内方法と担当は未定。
6. 自分で一つ選び直す
三つ全部を使う必要はありません。元メモと照らし、今の場面で本当に聞きたいものだけを残します。
5. 完成例
1. 新しい受付方法は、来月のいつから試しますか。
2. 利用する人への案内は、どの方法で行いますか。
3. 当日の担当は誰に確認しますか。
要確認:試行期間と、案内を決める人は架空メモに書かれていません。
完成例は架空です。AIが未定事項を決めず、質問と要確認として残していることを確認します。
6. 使うときの注意
AIの答えが読みやすくても、職場の決定事項にはなりません。人の評価、契約、金額、安全、個人情報に関わる判断は、正式な資料と担当者へ戻して確かめます。
7. 今日できたこと
- 答えを使う場面を一つにできた。
- AIに決めさせないことを先に書けた。
- 答えを確かめる先を決められた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:AIへ何を聞くかより、答えをどう確かめて使うかを先に決めよな。
質問へ渡す材料を三行にする場合は目的と材料を三行でメモする方法、返ってきた答えを分ける場合は事実・提案・要確認へ分ける方法へ進めます。
やさしいAI仕事術