1. 今日の相談
「新しいメニューを来月から始めます。お客様に出す前に、スタッフで一度試したいのですが、やり方が分かりません」
モニター会は1時間で回せます。試す→感想を紙に書く(良い点・気になる点・ひとこと)→話し合わずにまず全部並べる→直す物を3つまで選ぶの流れです。
2. 大丈夫です
ほー先輩:モニター会の敵は「遠慮」や。「気になる点を言うてくれた人が今日のMVP」て先に宣言してしまい。
AIには会の進行と感想シートの型を作ってもらいます。何を直すかの判断は、お店の責任者が行います。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと架空の条件です。未発表の新メニューの詳細(価格戦略など)はAIへ渡しません。
食べ物を試す場合は、参加スタッフのアレルギーを事前に確認します。ここは遠慮なく聞いてよい安全事項です。
4. 実際にやってみる
1. 「気になる点歓迎」を先に宣言する
案内の時点で「褒める会ではなく、出す前に直す会です。気になる点こそ助かります」と伝えます。
2. AIへ進行と感想シートの型を頼む
新メニューの社内モニター会(スタッフ5人・1時間)の進行表と感想シートを作ってください。
進行は「趣旨説明(気になる点を歓迎すると宣言)」「試す時間」「感想シート記入(話し合わない)」「全員の感想を並べて見る」「直す物を3つまで選ぶ(責任者)」の順にしてください。
感想シートの項目は「良かった点」「気になった点」「お客様に聞かれそうなこと」「ひとこと自由記入」にしてください。
書いた感想を否定しないルールも添えてください。
3. 感想は「書いてから」共有する
先に話し合うと声の大きい人に引っ張られます。まず全員が書き、それから並べて見ます。
4. 直す物は3つまで
全部は直せません。「お客様に出す前に直すべき順」で3つまで選び、残りは様子見リストへ。
5. 直した結果を報告する
「モニター会の指摘でここを直しました」と共有します。次の会でも率直な声が出る土壌になります。
5. 完成例
【架空のモニター会メモ】
新メニュー:夏の冷たいスープ
参加:スタッフ5人(アレルギー事前確認済み)
感想シートから:
良い点:見た目が涼しい/量がちょうどいい
気になる点:スプーンだと食べにくい(3人)/
名前から中身が想像しにくい(2人)
聞かれそう:「冷たいまま持ち帰れる?」
直す3つ:①ストロー付きカップを試す
②メニュー名に「豆乳」を入れる
③持ち帰り可否を決めてポップに明記
様子見:盛り付けの色味
6. 使うときの注意
試食を伴う会は、アレルギーの事前確認と衛生管理(取り分け方)を最優先にします。感想が特定の人への批判にならないよう、対象は「メニュー・サービス」に限定します。モニター会の結果は参考であり、最終判断は責任者が価格・原価・オペレーションも含めて行います。
7. 今日できたこと
- 気になる点を歓迎する空気を先に作れた。
- 書いてから共有する流れで全員の声を集めた。
- 直す物を3つに絞って前に進めた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:身内の遠慮ない一言が、お客様の「おいしい」を作るんや。ええ会やったな。
やさしいAI仕事術