1. 今日の相談
「AIに質問しても『分かりません』と返されたり、的外れな答えが来たりします。そこで諦めてしまいます」
聞き直しの三方向を覚えましょう。言葉を具体的にする、範囲を狭める、例を見せる。この順で変えると、たいてい3回以内に通じます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:「分かりません」て正直に言うAIは、むしろ信用できるんやで。適当に作られるより、ずっとええ。
聞き方を変えるのは、あなたの質問が下手だからではありません。AIとの会話の普通の往復です。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTなど、いつものAIです。
聞き直しても答えが出た後の事実確認は毎回自分で行います。また、何度聞いても曖昧な答えしか出ない話題(最新情報・専門判断)は、AIでなく公式情報や人に聞く方が早いこともあります。
4. 実際にやってみる
1. 方向①:言葉を具体的にする
(before)お知らせの文章を良くして
(after)このお知らせ文を、小学生の保護者にも
伝わるやさしい言葉に直してください。
文の長さは今の半分にしてください。
「良くして」「いい感じに」は通じにくい代表です。誰に・どうを足します。
2. 方向②:範囲を狭める
(before)お店の集客方法を教えて
(after)小さな文具店が、お金をかけずに
店頭でできる工夫だけを5つ教えてください。
大きすぎる質問は、答えも大きくぼやけます。
3. 方向③:例を見せる
このような調子の文にしたいです。例:
「8月1日から、開店を10時にします。よろしくお願いします」
この調子で、夏季休業のお知らせを書いてください。
見本一つで、説明10行分が伝わります。
4. 3回変えてだめなら道具を替える
三方向を試しても出ないときは、その話題はAIの苦手領域かもしれません。公式サイト・マニュアル・詳しい人に切り替えます。
5. 通じた聞き方をメモする
うまくいった言い回しはマイ頼み方帳(0404)へ。聞き直しの経験が、そのままあなたの資産になります。
5. 完成例
【架空の聞き直しの記録】
1回目「経費のルールを教えて」→ 一般論すぎる答え
2回目(範囲を狭める)「小さな会社で、領収書をもらう
ときに気をつけることだけ教えて」→ だいぶ近い
3回目(例を見せる)「『宛名は正式名称で』のような、
今日から使える形で5つ」→ ちょうどいい答え!
メモ:「今日から使える形で◯つ」は効く言い回し
6. 使うときの注意
聞き直しで答えが出ても、事実(数字・日付・法律・医療)の確認は必ず自分で行います。AIが「分からない」と言った話題に無理に答えさせると、作り話が混ざるリスクが上がります。「分からないなら分からないと言ってください」と添えるのも有効です。
7. 今日できたこと
- 三方向の聞き直しを覚えた。
- 「分かりません」で諦めなくなった。
- 効いた言い回しを資産にできた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:AIと上手な人いうんは、最初から上手いんやのうて、聞き直しが上手いんや。今日で仲間入りやな。
やさしいAI仕事術