1. 今日の相談
「エアコンのフィルター掃除や契約の更新など、たまにしかない作業をつい忘れます。期限間際に気づいて慌てることが年に何度もあります」
対策は、思い出せる限りの定期作業を一度全部書き出し、AIに月別の年間リストへ整理してもらうことです。一度作れば、来年もそのまま使えます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:たまの作業を忘れるんは記憶力の問題やのうて、「思い出す仕組みがない」だけや。リストは記憶の外部倉庫やで。
書き出しさえすれば、整理と並べ替えはAIの得意分野です。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、契約書・通知書の期限メモです。
更新や点検の正確な期限は、契約書や通知書の日付が正です。リストには「◯月・詳細は契約ファイル」と書き、書類そのものをAIへ渡さないようにします。
4. 実際にやってみる
1. 思いつく定期作業を全部書き出す
掃除・点検・更新・提出・入れ替えなど、頻度がばらばらのまま書き出します。過去1年の手帳やメールを見返すと、忘れていた作業も拾えます。
2. AIへ年間リスト化を頼む
職場の定期作業を、月別の年間リストに整理してください。
以下は書き出したメモです(頻度はばらばらです)。
・月1回のものは「毎月」の欄へ
・年1回・年2回のものは実施月の欄へ(期限の1か月前を実施月にする)
・それぞれに「担当」を書く欄をつけてください
・1月から12月の表の形で
(ここに書き出しメモを貼る。会社名や契約の詳細は書かない)
3. 実施月は「期限の1か月前」に置く
期限の月にやると、それはもう期限間際です。1か月前に置くのがこのリストの肝です。
4. 担当の名前まで書く
「誰かがやる」は誰もやりません。作業ごとに担当を決めて書き込みます。
5. 月初5分の確認とセットにする
リストは見なければ効きません。毎月1日(または月初の出勤日)に5分見る、をカレンダーの繰り返し予定にして完成です。
5. 完成例
【架空の年間定期作業リスト(抜粋)】
毎月:エアコンフィルター掃除(担当A)/
備品在庫の確認(担当B)
7月:防火設備の点検立ち会い(担当A・期限8月)
8月:保険の更新手続き(担当C・期限9月・契約ファイル参照)
9月:換気扇の分解掃除(担当B)
12月:年末の大掃除割り振り(全員)
運用:毎月1日の朝に5分、全員でこの表を見る
6. 使うときの注意
法令で定められた点検(消防・電気設備など)は、時期も方法も専門業者や通知が正で、リストは「連絡と立ち会いを忘れない」ための道具です。担当が変わったらリストの名前も同じ日に直します。年の途中で増えた定期作業をその場で書き足せるよう、リストは手元で編集できる形(紙なら余白、データなら共有ファイル)にしておきます。
7. 今日できたこと
- ばらばらだった定期作業を一覧にできた。
- 期限の1か月前に動く仕組みになった。
- 担当と月初確認で「思い出す」を卒業できた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:「慌てへん職場」いうのは、実はこういう地味な一枚が支えてるんやで。ええ倉庫が建ったな。
やさしいAI仕事術