1. 今日の相談
「資料を納品した直後に、前の案件の会社名が残っているのに気づいて青ざめました。最後の確認を毎回きちんとやる仕組みがほしいです」
最終チェックは5項目に絞ります。宛先・数量(ページや添付の数)・相手の名前と社名・日付・中身違い(別ファイルを添付していないか)。多すぎるリストは飛ばされるので、事故が起きる場所だけに絞るのがこつです。
2. 大丈夫です
ほー先輩:ミスが多い人と少ない人の差は、注意力やのうて「最後に見る場所が決まっとるか」だけなんや。場所を決めたら、誰でも少ない側になれるで。
AIには、自分の仕事に合わせたリストを作ってもらいます。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、印刷したリストを貼る場所(画面の横)です。
納品物の中身の品質確認(誤字・数字の検算)は制作の段階の仕事で、この記事は「送る直前の事故防止」に絞ります。両方を一度にやろうとすると、どちらも甘くなります。
4. 実際にやってみる
1. AIへリストを頼む
納品・提出の直前に行う「最終チェックリスト」を作ってください。項目は5つに絞ります。
1. 宛先(送り先のメール・住所は正しいか)
2. 数量(ページ数・部数・添付ファイルの数)
3. 名前(相手の社名・氏名・敬称。使い回し文書の前案件の社名残りは重点確認)
4. 日付(作成日・有効期限が今日の納品に合っているか)
5. 中身違い(開いて先頭と末尾を見る・別ファイルを添付していないか)
各項目に「確認のやり方」を1行ずつ(目視でなく、声に出すか指差しで)。
印刷して画面の横に貼れる大きさでお願いします。
2. 「社名残り」は検索で確認する
使い回した文書の事故は、目視では見つかりません。前の案件の社名や名前で文書内を検索するのが唯一確実な方法です。
3. 添付は「開いてから」送る
添付ファイルは、添付した後に一度開いて先頭と末尾を見ます。ファイル名が正しくても中身が別、が実際に起きる事故です。
4. 声か指差しで確認する
黙読のチェックは流れます。「宛先よし」「3ファイルよし」と小さく声に出すか指を差す——形にした確認だけが効きます。
5. 急ぎの日ほど省かない
事故は急いだ日に起きます。リストは3分で終わるように作ってあるので、「急ぎだから飛ばす」を禁じ手にします。
5. 完成例
【架空の納品前チェック(画面横に貼る)】
□ 宛先:送り先を声に出して読む
□ 数量:添付◯個・◯ページを数える
□ 名前:相手の社名・氏名を指差し
+前案件の社名で文書内を検索(使い回し時)
□ 日付:今日の納品に合っているか
□ 中身:添付を開いて先頭と末尾を見る
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所要3分。急ぎの日こそ全部やる。
送信ボタンは、5つ埋まってから。
6. 使うときの注意
複数人で作った納品物は、「最後の確認は誰がやるか」を決めておかないと、全員が「誰かが見たはず」で送られます。チェック担当を一人決め、リストの最後に確認者の名前を書く欄を作ると確実です。事故が起きてしまったときは、隠さず早く連絡が最善で、そのときの連絡の型は0127(ミスの一次報告)が使えます。
7. 今日できたこと
- 事故が起きる5か所に絞ったリストができた。
- 検索・開いて確認など「効く確認方法」を覚えた。
- 急ぎの日の禁じ手ルールで守りが固まった。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:「あの人の納品は安心や」——この評判は、最後の3分の積み重ねだけでできとるんやで。
やさしいAI仕事術