1. 今日の相談
「コピー用紙の減りが早くて、紙代も紙ごみも気になっています。節約と言っても、我慢のお願いでは続かない気がします」
そのとおりで、続く節約は設定でやります。印刷の初期設定を両面にする、社内資料は2ページ集約にする、裏紙の使い分けルールを決める。この三つは一度やれば勝手に効き続けます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:「節約しましょう」の貼り紙より、初期設定の変更ひとつの方が百倍効く。人の記憶やのうて、機械に覚えさすんや。
AIには、ルール掲示と設定変更の手順の聞き方を作ってもらいます。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、職場のプリンター(設定変更の権限があるか先に確認)です。
機種ごとの設定手順は説明書が正です。AIには「何を設定すべきか」を整理してもらい、具体的な操作は機種名で説明書を調べます。
4. 実際にやってみる
1. AIへルールの型を頼む
職場のコピー用紙節約ルールを作ってください。柱は三つです。
・両面印刷:社内資料は初期設定で両面に。社外向け・提出書類は片面のまま
・2ページ集約:自分用の確認資料は1枚に2ページ
・裏紙:メモや試し印刷に使ってよい紙/使ってはいけない紙(個人情報・社外秘が印刷された面)を分ける・裏紙置き場を作る
これを、印刷コーナーに貼る短い掲示文(5行以内)と、決め事の一覧(担当者向け)に分けて書いてください。
2. 初期設定を両面に変える
一番効くのはこれ一つです。「意識して両面にする」のではなく「意識しないと片面にならない」向きに変えます(社外文書のときだけ片面を選ぶ)。
3. 自分用は2ページ集約に
確認のためだけに刷る資料は、1枚に2ページで十分読めます。会議の配布資料も、相談のうえ集約にすれば紙が半分になります。
4. 裏紙ルールは「使える紙」を絞る
裏紙は便利ですが、個人情報や社外秘が印刷された紙をメモに回すと情報漏れの入口になります。裏紙にしてよいのは社内の一般資料だけと決め、それ以外は廃棄ルールへ。
5. 掲示して、月1回だけ効果を見る
印刷コーナーに5行の掲示を貼り、用紙の発注間隔が延びたかを月1回だけ確認します。数字が見えると、続ける気持ちが保てます。
5. 完成例
【架空の掲示(印刷コーナー用)】
🖨 紙にやさしい3つのお願い
1. 社内資料は両面で(初期設定になっています)
2. 自分用の確認は「1枚に2ページ」で
3. 裏紙OKは「社内一般資料」だけ
(個人情報・社外秘の紙は裏紙にせず廃棄箱へ)
社外向け・提出書類は今までどおり片面きれいに。
【担当メモ】
・初期設定:両面に変更済(7/20)
・裏紙置き場:プリンター横の緑トレー
・効果確認:用紙発注の間隔を月1でメモ
6. 使うときの注意
役所への提出書類や契約書など、片面・原本が求められる文書は節約の対象外です(ここを両面にすると差し戻しでかえって紙と時間を失います)。裏紙をプリンターに再給紙すると紙詰まりや故障の原因になる機種もあるため、裏紙は手書きメモ用と割り切るのが安全です。個人情報が印刷された紙の廃棄は、職場の廃棄ルール(シュレッダー等)に従います。
7. 今日できたこと
- 設定で続く節約に切り替えられた。
- 裏紙の安全な線引きができた。
- 5行の掲示で職場全体に届けられた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:紙ひと箱の節約は小さいけど、「仕組みで解決できる職場」になったことは大きいんやで。次は何を仕組みにする?
やさしいAI仕事術