1. 今日の相談
「読みたくて保存した記事や資料が数百件溜まっていて、一覧を開くのも億劫です。読まなきゃという罪悪感だけが積もっていきます」
まず宣言しましょう。溜まった分を全部読む必要はありません。やることは三つ——古い山は一度リセット、置き場を一つに絞る、週1回30分の「読む日」を予定に入れる。これで山は資産に変わります。
2. 大丈夫です
ほー先輩:保存した時のあなたと今のあなたは、知りたいことが変わっとる。古い山は「過去の自分の興味のメモ」として卒業させたってええんや。
AIには、選別の基準づくりと、読む前の当たりづけ(3行要約)を手伝ってもらいます。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、今使っている保存先(ブラウザーのブックマーク・メモアプリなど)です。
公開されている記事の要約は問題ありませんが、社外秘の資料や有料会員限定の内容の全文をAIへ貼るのは避けます(要約を頼むのは自分が読む補助の範囲で)。
4. 実際にやってみる
1. 古い山を「アーカイブ」へ移す
3か月より前の保存分は、削除でなく「アーカイブ」フォルダーへ一括移動します。消していないので惜しくない、でも一覧からは消える——これでリセット完了です。
2. 置き場を一つに絞る
ブックマーク・メモ・スクリーンショットと分散すると、山が三つに育ちます。今日から保存先は一つと決めます。
3. AIへ選別の型を頼む
「後で読む」記事の選別ルールを作ってください。
・保存するときの基準3つ(今の仕事に関係する/今月中に使う場面がある/繰り返し参照しそう)
・読む日のやり方:週1回30分・古い順でなく「今週使いそうな順」に読む
・迷った記事は、冒頭をAIに貼って3行要約をもらい、読むか捨てるか決める(社外秘は貼らない)
・アーカイブ行きの基準(3週間手をつけなかったら)
シンプルな1枚のルールにしてください。
4. 読む日を予定に入れる
「金曜の朝30分」など、読む時間をカレンダーに入れます。予定にない読書は永遠に来ません。
5. 3行要約で当たりをつける
長い記事は、冒頭部分の要約をAIにもらってから読むか決めます。「読まずに捨てる」の判断が速くなるのが、山を育てない最大のこつです。
5. 完成例
【架空の後で読むルール(1枚)】
保存する基準(どれかに当てはまる時だけ):
□ 今の仕事に関係する
□ 今月中に使う場面がある
□ 繰り返し参照しそう
読む日:毎週金曜 9:00-9:30(カレンダー登録済み)
読む順:古い順でなく「今週使いそうな順」
迷ったら:冒頭をAIで3行要約→読む/捨てるを即決
3週間放置:アーカイブへ(削除ではないので気楽に)
リセット記録:7/20に旧分287件をアーカイブ済み✓
6. 使うときの注意
要約だけで分かった気になるのは、この方法の副作用です。仕事で使う情報は、要約で当たりをつけたうえで本文を確認します(数字や条件は原文が正)。また、SNSの保存機能はサービスの仕様変更で消えることがあるため、本当に残したい情報は自分のメモへ書き写しておくのが確実です。
7. 今日できたこと
- 罪悪感の山をアーカイブで卒業できた。
- 置き場一つ+週1の読む日の仕組みができた。
- 3行要約で読む・捨てるを速く決められるようになった。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:情報は溜めた量やのうて、使うた量が力になる。金曜30分のあなたは、もう「読む人」やで。
やさしいAI仕事術