アイデアの相談事例

新しい事業の計画を1枚にまとめる——誰に・何を・いくらで・数字の見込み

新しい事業を考えているが計画がまとまらないとき、誰に・何を・いくらで・どう届けるか・数字の見込み・確かめることを1枚に書き、数字は根拠と一緒に置き、分からない所を確かめる順番を決める手順

60分 表計算ソフトChatGPT 安心やってみよう

こんな人へ
新しい事業や新しいサービスを考えているが、頭の中の考えがまとまらず、計画を形にできずにいる人

この記事でできること

すぐ手順を見る

今日の相談

新しい事業の考えがまとまらない

新しい事業のアイデアを書いた付箋に囲まれ、計画にまとめられず困っている女性主人公とほー先輩

やりたいことはたくさんある何から書けばいいか分からない

3ステップ

この順番なら、迷わず進められます

  1. AIへお願い

    誰に・何を・いくらで・1枚の決まった欄に書く

    頼む
  2. AIの返事

    数字は根拠と一緒に置く・確かめることを順番に並べる

    受け取る
  3. できた!

    計画が1枚にまとまった

    何を確かめればよいかが見えた・人に説明できる形になった

    仕上げる
人が最後に確かめること
  • 誰に向けた事業かを一つに絞る
  • 数字には根拠を書く
  • 確かめることを先に並べる
また困ったらおいでと言うほー先輩

書けない欄が、次に確かめることの手がかりになります。一つずつ埋めていきましょう。

流れがつかめたら、このとおりにやってみましょう。コピーして使える手順を下に置いています。

このとおりに、5分でやってみる コピーして使える手順・スマホでもできます

1. 今日の相談

「新しい事業を考えていますが、やりたいことが多く、頭の中でまとまりません。人に説明しようとしても、うまく伝えられません」

新しい事業の計画は、最初は1枚にまとめます。書く欄は次のとおりです。

  • 誰に:どんな人・会社の、どんな困りごとに向けたものか
  • 何を:何を提供するか
  • いくらで:いくらで、どう払ってもらうか
  • どう届けるか:どうやって知ってもらい、申し込んでもらうか
  • 数字の見込み:売上と費用の見込み、その根拠
  • まだ確かめていないこと:分かっていないこと、確かめる方法

1枚には概要を書き、詳しい条件は別の紙にまとめます。書けない欄が、まだ決まっていない所の手がかりになります。

2. 大丈夫です

ほー先輩:最初から立派な計画書を作らなくて大丈夫です。1枚の欄を埋めるところから始めましょう。

この記事では、計画を「何を確かめればよいかを見つけ、小さく試す」ための、初めの検討の用途で使います。資金を借りるための計画書など、決まった様式があるものとは別です。

資金の借り入れ、補助金、税金、会社の手続き、許認可などは、計画の内容によって必要なことが変わります。金融機関、税理士、行政書士、自治体の窓口などの専門家に確かめてください。

3. 今日使うAI・道具

  • 表計算ソフト(数字の見込みを書く)
  • 紙、または文書作成ソフト(1枚の計画を書く)
  • ChatGPTなどの生成AI(欄の見出しの案や、考えの抜けを見つける相談をするときだけ)

生成AIには、まだ外に出していない事業の考えのうち、社外秘にしたいことは入力しません。AIの出した数字や市場の話は、そのまま使わず、元の資料で確かめます。

4. 実際にやってみる

1. 「誰に」を一つに絞る

最初に、いちばん困っている相手を一人(一社)思い浮かべます。「中小企業」のように広くせず、「月末の事務作業に追われている、社員10人ほどの会社の総務担当」のように、場面が浮かぶところまで絞ります。

2. 「何を」「いくらで」を書く

その相手の困りごとに対して、何を提供するかを1〜2行で書きます。値段は、仮でもよいので書きます。決められないときは、「〇円〜〇円で、確かめる」と幅で書きます。

3. 「どう届けるか」を書く

相手にどうやって知ってもらい、どうやって申し込んでもらうかを書きます。最初は、すでにつながりのある相手への紹介など、小さく始められる方法で構いません。

4. 数字の見込みを、根拠と一緒に書く

項目|見込み|根拠(どうしてその数字か)
1か月の申し込み数|〇件|(例:つながりのある〇社に声をかけ、〇社が関心を示した)
1件あたりの売上|〇円|(仮の値段)
1か月の費用|〇円|(道具の費用、外に頼む費用など)

根拠が書けない数字は、「仮」と書いて、確かめることの欄に入れます。関心を示してもらえたことと、申し込んでもらえることは別です。申し込みの数は、値段を示した提案で確かめるまでは仮の数字にします。

5. まだ確かめていないことを、順番に並べる

確かめること|確かめる方法|いつまでに
本当にこの困りごとがあるか|〇社に話を聞く|〇月〇日
この値段で申し込んでもらえるか|試しに〇社に提案する|〇月〇日
始めるのに必要な手続き|〇〇の窓口に確かめる|〇月〇日

いちばん大事な疑問から先に確かめます。

新しい業務の流れの書き出し方は、新しい業務の流れを、受付から完了まで書き出して役割を決める、始める前にそろえるものは、事業を始める前にそろえる、ルール・書類・確認先の一覧を作るにまとめています。

よくある失敗

  • 「誰に」を広くしすぎて、場面が浮かばない
  • 根拠のない数字を、見込みとして書いてしまう
  • 関心を示してもらえたことを、申し込みと取り違える
  • 確かめることを並べたまま、期限と方法を決めない

5. 完成例

以下は架空の例です。

【1枚の計画】月末の事務を軽くする支援(仮)
誰に :社員10人ほどの会社で、月末の集計に追われている総務担当
何を :集計の表の形をそろえ、使い方の手順書を作る
いくらで:1件 〇円(仮・幅を確かめる)
どう届けるか:知り合いの会社3社に声をかける → 試しに1社
数字の見込み(すべて架空・仮):単価 30,000円 × 1か月 1件 = 売上 30,000円
      費用:始めるとき 20,000円/毎月 5,000円/1件の作業 約7時間
      申し込み数は未確かめ(2社が関心=申し込みではない)
まだ確かめていないこと:
 1. 本当に困っているか → 2社に話を聞く(10月末まで)
 2. この値段で頼んでもらえるか → 1社に試しに提案(11月中旬まで)
 3. 必要な手続き → 専門家に確かめる(11月中)

6. 使うときの注意

この1枚は、考えをまとめ、確かめる順番を決めるためのものです。資金を借りる、補助金を申し込む、会社を作るなどのときには、それぞれ決まった様式や審査があります。専門家や窓口に確かめてください。

数字の見込みは、見込みであって約束ではありません。人に説明するときも、根拠と「見込み」であることを一緒に伝えてください。

7. 今日できたこと

  • 「誰に」を、場面が浮かぶところまで絞れた。
  • 何を・いくらで・どう届けるかを1枚に書けた。
  • 数字の見込みを、根拠と一緒に書けた。
  • まだ確かめていないことを、順番に並べられた。

8. ほー先輩の一言

ほー先輩:1枚の計画ができたら、取りかかれそうな疑問を一つ、確かめてみましょう。小さく確かめた結果が、次の計画の材料になります。

役に立ちそうな人へ

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