仕事の段取りの相談事例

新しい業務の流れを、受付から完了まで書き出して役割を決める

新しい業務を始めるときに誰が何をするかが決まっていないとき、受付から完了までの流れを順番に書き出し、各段階の担当・使う記録・次へ渡す合図を決め、詰まりやすい所と困ったときの相談先をそろえる手順

45分 表計算ソフトChatGPT 安心やってみよう

こんな人へ
新しい業務やサービスを始めるにあたり、誰が何をするか、どこで次の人に渡すかが決まっておらず不安な人

この記事でできること

すぐ手順を見る

今日の相談

新しい業務の役割が決まっていない

新しい業務を始める前に、誰が何をするかが決まっておらず不安そうな女性主人公とほー先輩

誰が受け付けるのか曖昧途中で止まりそうで不安

3ステップ

この順番なら、迷わず進められます

  1. AIへお願い

    受付から完了まで順番に書く・段階ごとに担当を決める

    頼む
  2. AIの返事

    次へ渡す合図を決める・例外の相談先をそろえる

    受け取る
  3. できた!

    誰も持っていない仕事が見つかった

    担当が決まった・途中で止まる所が分かった

    仕上げる
人が最後に確かめること
  • 受付から完了まで順番に書く
  • どの段階にも主担当を一人決める
  • 次へ渡す合図と受け取りの確認を決める
また困ったらおいでと言うほー先輩

最初の流れは、試しに回すための下書きです。回してみて、詰まった所を直していきましょう。

流れがつかめたら、このとおりにやってみましょう。コピーして使える手順を下に置いています。

このとおりに、5分でやってみる コピーして使える手順・スマホでもできます

1. 今日の相談

「新しいサービスを始めることになりました。でも、誰が申し込みを受け付けて、誰が対応して、どこで終わりにするのかが決まっていません。途中で止まってしまいそうで不安です」

新しい業務を始める前に、受付から完了までの流れを順番に書き出します。そのうえで、段階ごとに次のことを決めます。

  • 主担当:その段階の進み具合に責任を持つ人(一人に決める)。実際に作業する人・確かめる人・不在のときの代わりの人は、別に書く
  • 使う記録:何に書いて残すか
  • 次へ渡す合図:何がそろったら、次の段階の人へ渡すか

流れを書き出すと、誰も持っていない仕事や、止まりやすい所が見つかります。

2. 大丈夫です

ほー先輩:最初から完璧な流れを作らなくて大丈夫です。今わかっている順番で書き出し、試しに回して直しましょう。

業務は、段階と段階のあいだ、引き継ぎの場面で止まることがあります。「渡したつもり」「受け取ったつもり」が起きないように、渡す合図を決めておくことが大切です。

3. 今日使うAI・道具

  • 表計算ソフト、または紙と付箋
  • 新しい業務の内容が分かる資料(サービスの説明、申込書の見本など)
  • ChatGPTなどの生成AI(段階の抜けを見つける相談をするときだけ)

生成AIには、お客様の情報や社内の事情を入力しません。「〇〇のサービスの、受付から完了までの一般的な段階の例を挙げてください」のように相談し、出た案は自分の職場に合うかを確かめます。

4. 実際にやってみる

1. 受付から完了までを、順番に書き出す

最初の申し込みから、最後に終わりとするまでを、順番に書きます。

受付 → 内容の確認 → 見積・条件の確認 → 申し込みの確定 → 対応 → 完了の確認 → 請求 → 入金の確認 → 終わり

2. 段階ごとに、担当・使う記録・次へ渡す合図を決める

段階|主担当|使う記録|次へ渡す合図
受付|〇〇|受付の一覧|連絡先と内容が書けたら
内容の確認|〇〇|受付の一覧|対応できると決めたら
見積・条件の確認/申し込みの確定|〇〇|見積書・申込書|相手が条件に同意し、申し込みを受けたら
対応|〇〇|作業の記録|作業が終わったら
完了の確認|〇〇|作業の記録|相手が完了を確かめたら
請求|〇〇|請求の一覧|請求書を出したら
入金の確認|〇〇|請求の一覧|入金を確かめたら

一つの段階には、進み具合に責任を持つ主担当を一人決めます。複数の人で作業や確認をする場合も、誰が主担当かを決めておくと、抜けが起きにくくなります。

渡すときは、次の担当への知らせ方(チャット・一覧の印など)と、受け取ったことの確かめ方、目安の期限も決めておきます。

3. 担当のいない段階、止まりやすい所に印を付ける

担当が書けない段階や、記録がない段階に印を付けます。そこが、始めてから止まりやすい所です。担当を決めるか、段階をまとめるかを決めます。

4. 例外のときの相談先を決める

こんなとき|相談先
対応できない依頼が来た|〇〇(責任者)
条件で折り合わない|〇〇
苦情・トラブル|〇〇(責任者)
担当が休んだ|〇〇(代わりの人)

5. 試しに回して、直す時期を決める

最初の数件は試しとして回し、詰まった所を書き留めます。1か月後など直す日を決め、流れを見直します。

見積から請求・入金までのつながりは、自社の見積書を早く作る——品目と単価の表を一つ持ち、選んで数量を入れる形にする、月末の請求漏れを、仕事一覧から確認するメモを作るが参考になります。

よくある失敗

  • 主担当を決めず、どの段階も誰かがやると思っている
  • 次の担当への知らせ方と受け取りの確かめ方を決めない
  • 例外のときの相談先を決めずに始める
  • 試しに回したあと、詰まった所を直さない

5. 完成例

以下は架空の例です。

【新しいサービスの流れ(試しの版)】
受付(架空A・受付の一覧)→ 連絡先と内容が書けたら
内容の確認(架空B)→ 対応できると決めたら
見積(架空B・見積書)→ 相手が同意したら
対応(架空C・作業の記録)→ 作業が終わったら
完了の確認(架空B)→ 相手が確かめたら
請求・入金の確認(架空A・請求の一覧)→ 入金を確かめたら終わり

印:「完了の確認」の記録がまだない → 作業の記録に「完了の確認日」の欄を足す
例外の相談先:責任者(架空D)
見直す日:最初の5件が終わったとき

6. 使うときの注意

業務によっては、契約・個人情報・安全などについて、法令や業界の決まりがあります。流れを決めるときに、必要な手続きや確かめることがないかを、責任者や専門家に確かめてください。

流れを決めたら、関わる人全員で同じものを見られる場所に置きます。

7. 今日できたこと

  • 受付から完了までの流れを、順番に書き出せた。
  • 段階ごとに、担当・使う記録・次へ渡す合図を決められた。
  • 担当のいない段階や、止まりやすい所に気づけた。
  • 例外の相談先と、見直す日を決められた。

8. ほー先輩の一言

ほー先輩:流れが見えると、皆が安心して自分の段階に集中できます。試しに回して、少しずつ育てていきましょう。

役に立ちそうな人へ

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