1. 今日の相談
「お店の口コミを増やしたいのですが、お客様に頼むのが図々しい気がして言い出せません。自然な頼み方はありますか」
あります。こつは、お客様が満足を口にした瞬間に、軽く一言添えることです。「ありがとうございます、うれしいです。よかったら口コミでも聞かせてください」。褒め言葉への返事の形なら、押しつけになりません。
2. 大丈夫です
ほー先輩:「おいしかった」「助かりました」て言うてくれたお客様はな、もう口コミの下書きが心にあるんや。あなたは置き場を教えるだけでええ。
AIには、声かけの言い回しと案内カードの文面を作ってもらいます。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、口コミページへの案内手段(カードや小さな掲示)です。
大事なルールが一つ——割引などの見返りと引き換えに口コミを頼むのは、多くの口コミサービスの規約違反で、発覚すると店の信頼ごと失います。お願いは「気持ちだけ」で行います。
4. 実際にやってみる
1. AIへ声かけとカードを頼む
店の口コミを自然にお願いするための文例を作ってください。
1. 声かけ:お客様が「おいしかった」「助かった」と言ってくれた瞬間に返す一言(お礼+「よかったら口コミでも」の形・10秒で言える長さ)を3パターン
2. 案内カード:レジ横に置く小さなカードの文面(「励みになります」の気持ち・書き方の場所の案内・強制しない言葉づかい)
3. やってはいけないことの注意書き:見返り(割引・プレゼント)との引き換えはしない
すべて架空の店名で、謙虚だけど卑屈にならない言葉でお願いします。
2. タイミングは「褒められた瞬間」だけ
すべてのお客様に頼むと営業になります。満足の言葉をくれた方にだけ、お礼の流れで軽く。この絞りが自然さの正体です。
3. カードは「置いておく」お願い
声をかけそびれても、レジ横の小さなカードが代わりに伝えてくれます。会計の待ち時間に目に入る場所が定位置です。
4. 書いてもらったら返信する
口コミには短くお礼の返信をします。返信のある店は「ちゃんと読んでいる店」として、次の書き手を呼びます(返信の型は0081が使えます)。
5. 低評価にも落ち着いて返す
厳しい口コミへの誠実な返信は、それを読む未来のお客様への一番の宣伝です。反論より「教えていただきありがとうございます」から始めます。
5. 完成例
【架空の声かけ(褒められた瞬間に)】
「ありがとうございます、励みになります。
よかったら口コミでも聞かせてください。
スタッフみんなで読んでいるんです」
【架空の案内カード(レジ横)】
いつもありがとうございます。
皆さまの声が、私たちの一番の励みです。
よろしければ、口コミで感想をお聞かせください。
(検索で「◯◯商店」→口コミを書く、から書けます)
※もちろん任意です。率直な声をお待ちしています。
6. 使うときの注意
見返りつきの依頼のほか、スタッフや身内が客のふりをして書く「サクラ口コミ」も規約違反であり、景品表示法の観点でも問題になります(ステマ規制)。集まった口コミをチラシやSNSで紹介したい場合は、口コミサービスの利用条件を確認してからにします。件数を急がず、月に数件ずつ増える状態が、一番信頼される増え方です。
7. 今日できたこと
- 褒められた瞬間の自然な一言を持てた。
- 押しつけない案内カードを用意できた。
- 見返り禁止のルールを理解して安全に進められる。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:口コミはお客様からの手紙や。もらい方より、もらった後の返事とええ仕事——それが次の手紙を連れてくるんやで。
やさしいAI仕事術