1. 今日の相談
「初めてのお客様から『駅からどう行けばいいですか』と聞かれるたび、口頭の説明に苦戦します。地図アプリを見てもらっても、結局迷われることがあります」
道順は一度だけ、目印と曲がる方向で書いたテンプレートにしましょう。電話ではそれを読み上げ、メールでは貼り付けるだけ。説明の質が毎回同じになります。
2. 大丈夫です
ほー先輩:地図アプリの時代でも、最後の100メートルで人は迷うんや。「着いてからの一言」を持っとる店が、結局一番親切なんやで。
AIには、道順を伝わる文章に整えてもらいます。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、駅から店まで実際に歩いた記憶(あやふやなら一度歩き直します)です。
住所や店名はAIへ渡さず、道順の構造だけ相談して、実物は自分で当てはめます。
4. 実際にやってみる
1. 実際の道順を箇条書きにする
「北口を出る→ロータリーを左→白い郵便局の角を右→2軒目」。まず自分の言葉で、曲がる場所を全部書き出します。
2. AIへ整えてもらう
店への道順案内文のテンプレートを作ってください。構成は
・出発点(駅の出口名)から到着まで、曲がる場所ごとに「目印+方向」で1行ずつ
・所要時間(徒歩◯分)を最初に
・最後に「近くまで来て分からなければお電話ください」の一言
・坂や階段など、足の不自由な方に知らせたい情報の行
条件:曲がる指示は3回以内に収まるよう、多い場合は「大きい通り沿いに進む」でまとめる。
道順は架空の例で作ってください。私が実物に差し替えます。
3. 目印は「変わりにくい物」を選ぶ
コンビニやのぼり旗は入れ替わります。郵便局・銀行・公園・橋など、動かない目印を優先します。
4. 「最後の一言」を必ず入れる
「近くまで来て分からなければ、お気軽にお電話ください」。この一行があるだけで、お客様の不安が減り、迷子の電話も早めに来ます。
5. 電話用・メール用・掲示用に展開する
同じ内容を、電話で読む用(短め)・メール貼り付け用・ホームページや案内はがき用に使い回します。元がひとつなら、説明のぶれもありません。
5. 完成例
【架空の道順案内】
◯◯駅からのご案内(徒歩5分)
1. 北口を出て、正面のロータリーを左へ
2. 大通り沿いに2分ほど直進
3. 白い郵便局の角を右へ
4. 右側2軒目、緑の看板が当店です
※途中に短い上り坂があります。
ベビーカー・車椅子の方は北口エレベーターが便利です
※近くまで来て分からない場合は、
お気軽にお電話ください(0000-00-0000)
6. 使うときの注意
工事や店舗の入れ替わりで目印が変わることがあるため、半年に一度は自分で歩いて案内文と景色を照合します。夜の来店が多い店は「夜は看板の明かりが目印です」のような夜用の一行があると親切です。複数の駅や駐車場からの経路がある場合も、まずは一番使われる経路1本を磨くのが先です。
7. 今日できたこと
- 道順を目印と方向のテンプレートにできた。
- 電話・メール・掲示で同じ案内を使い回せる。
- 最後の一言で迷子の不安を減らせた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:迷わず着けた道のりは、もう「またの来店」の下ごしらえなんや。ええ案内文ができたな。
やさしいAI仕事術