文章の相談事例

社内の提案書は、一枚で足りる——困りごと・案・費用と手間・やめる条件を順に置く

社内向けの提案書を、いま困っていること・提案する案・必要な費用と手間・試す範囲とやめる条件の順に一枚へまとめ、読む人が判断できる形にする方法

20分 ChatGPT確認できた数字(件数・時間・金額) 安心やってみよう

こんな人へ
職場で「提案書にまとめて」と言われたが、何を書けば通るのか分からず、資料が長くなっている人

今日の相談

何を書けば通る?

社内提案書の下書きが長くなり、まとめ方に迷う女性主人公とほー先輩

資料が長くなる数字がない

3ステップ

この順番なら、迷わず進められます

  1. AIへお願い

    困りごと・案・費用・やめる条件・一枚に収める

    頼む
  2. AIの返事

    空欄の型を作る・数字は確認済みだけ

    受け取る
  3. できた!

    一枚で通った

    判断の材料がそろった・小さく試す許可が出た

    仕上げる
人が最後に確かめること
  • 困りごとは一つ
  • 費用と手間を先に出す
  • 試す範囲とやめる条件を書く
また困ったらおいでと言うほー先輩

「小さく試して、だめならやめます」と書ける提案は、断りにくいもんや。

流れはつかめたやろ? ほな、このとおりにやってみよか。コピーして使える手順を下に置いといたで。

このとおりに、5分でやってみる コピーして使える手順・スマホでもできます

1. 今日の相談

「業務の進め方を変えたくて、上司に『提案書にまとめて』と言われました。書き始めたら資料が四枚になり、何を残せばよいのか分からなくなりました」

社内の提案書で読む人が知りたいのは、何に困っていて、何をどう変えると、いくらかかり、だめならどうするかです。この四つが一枚にあれば、判断できます。背景の説明や他社事例は、聞かれたときに補足します。

とくに効くのは「試す範囲とやめる条件」です。小さく試して、効果がなければ戻すと書いてあれば、読む人は許可を出しやすくなります。

2. 大丈夫です

ほー先輩:提案書は、あなたの熱意を見せる紙やないんや。読む人が「やる・やらん」を決められる紙や。やめる条件まで書いたら、逆に通りやすくなるで。

困りごとは一つに絞ります。二つ以上あると、案も費用も二倍になり、判断が止まります。

数字は、確認できたものだけを書きます。「月に約〇時間かかっている」は、実際に数えた期間と方法を添えます。推測の数字は、推測と分かる書き方にします。

改善の切り口そのものを考えるときは、小さな改善案を、試す場所・期間・見る変化・やめる条件に分けるも参考になります。

3. 今日使うAI・道具

使うのはChatGPTと、確認できた数字(件数・かかっている時間・金額)です。

ChatGPTには、架空の練習例から一枚の空欄の型だけを作らせます。実際の業務内容、社内の人の名前、取引先、金額、社内で未公開の情報は入力しません。数字は、型ができてから自分で入れます。

4. 実際にやってみる

1. 困りごとを一文にする

「〇〇に、月〇時間かかっている」「〇〇のミスが月〇件ある」のように、数えられる形にします。数えていなければ、一週間だけ数えてから書きます。

2. 案を一つに絞る

複数の案があるなら、一番小さく試せるものを本命にし、他は「別案」として一行だけ残します。

3. 費用と手間を先に出す

道具の費用、準備にかかる時間、誰の手間が増えるか。ゼロなら「追加費用なし」と書きます。分からなければ「〇日までに見積もる」と書きます。

4. 固定の練習例で空欄の型を作る

実在の職場や人物とは無関係な「町内読書会の貸出記録を紙から一覧表へ変える」という固定の練習例だけを使い、
社内向けの一枚の提案書の空欄の型を作ってください。
順番は「件名」「いま困っていること(数えられる形で一文)」「提案する案(一つ)」「必要な費用と手間」「期待する効果(確認できる指標)」「試す範囲と期間」「やめる条件と戻し方」「別案(一行)」「提案日と提案者」です。
数字はすべて空欄にし、推測の数字を入れないでください。
一枚に収まる長さにしてください。

5. 試す範囲とやめる条件を書く

「〇月の一か月、〇〇の業務だけで試す」「効果が確認できなければ元に戻す」のように、範囲と期限と戻し方を書きます。この一行があると、提案の重さが軽くなります。

上司への説明の順番は、上司への相談メールを、状況・困りごと・お願いの3点で書くと同じ考え方です。

5. 完成例

以下は架空例です。数字は確認済みの前提の空欄です。

提案書:貸出記録の入力方法の見直し

1. いま困っていること
貸出記録の転記に、月[時間]かかっている([期間]に計測)。

2. 提案する案
貸出時にその場で一覧表へ入力し、月末の転記をなくす。

3. 必要な費用と手間
追加費用なし。入力の手順書作成に[時間](提案者が作成)。

4. 期待する効果
月末の転記時間を[時間]から[時間]へ。転記ミスの件数を月ごとに記録。

5. 試す範囲と期間
[月]の一か月、[対象]の貸出だけで試す。

6. やめる条件と戻し方
入力にかかる時間が転記より長ければ、翌月から元の方法へ戻す。

7. 別案
入力担当を一人に固定する(試す案で効果がなければ検討)。

提案日:[日付] 提案者:[部署][氏名]

困りごとと効果が同じ指標(転記の時間)で書かれているので、試したあとに比べられます。

6. 使うときの注意

数字の根拠(いつ、どう数えたか)を聞かれたら答えられるようにします。根拠のない数字は、提案全体の信用を下げます。

費用がかかる提案は、社内の決裁ルール(金額の上限、稟議の要否)を先に確かめます。稟議が要るなら、稟議書・社内申請の下書きを、目的と根拠から整えるへ進みます。

他の人の業務を変える提案は、その人に先に話してから出します。提案書で初めて知らされると、反対されやすくなります。

7. 今日できたこと

  • 困りごとを数えられる一文にできた。
  • 案を一つに絞り、費用と手間を先に書けた。
  • 試す範囲とやめる条件を入れられた。
  • 社内の未公開情報をAIへ渡さずに済んだ。

8. ほー先輩の一言

ほー先輩:通る提案書は、立派なやつやない。読んだ人が「それなら一か月試してみよか」と言える紙や。

この型を保存する社内提案書(1枚)の空欄テンプレ・コピーして使えます

役に立ちそうな人へ

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