1. 今日の相談
「発注した備品が届き、中身を確認しました。相手へ検収完了を伝えたいのですが、『受け取りました』の連絡と何が違うのか、何を書けばよいのか分かりません」
受領の連絡は「届いた」を伝えるもの、検収完了は「注文どおりか確かめて、問題がなかった」を伝えるものです。検収完了の連絡で、相手は請求に進めます。
項目は四つです。対象の納品(品名・数量・注文番号)、検収日、確認した結果、請求と支払いの流れ。問題があれば、検収完了ではなく、確認の連絡にします。
2. 大丈夫です
ほー先輩:「届いた」と「確かめた」は別の連絡や。検収完了は、確かめた結果を伝える一通。それで相手は請求に進めるんやで。
検収は、注文書と納品物を照合してから完了にします。数量、品番、破損の有無、動作(機器なら)。照合前に「完了」と送ると、あとで訂正が要ります。
書類の役割の違いは納品書・請求書・領収書・検収書の違いを、役割と次の処理で整理する、注文の段階は注文書は、あとで揉めない項目から埋める——品名・数量・単価・納期・支払条件・連絡先にあります。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、注文書、納品物、検収の記録(誰がいつ何を確認したか)です。
ChatGPTには、架空の練習例から空欄の型だけを作らせます。相手の会社名、品名、金額、注文番号は入力しません。
4. 実際にやってみる
1. 注文書と納品物を照合する
品名、数量、品番、納品書の記載、破損や不足、必要なら動作。確認した人と日付を記録します。
2. 問題の有無で連絡を分ける
問題なし→検収完了。不足や破損→検収完了にせず、事実と対応の相談を送ります。
3. 固定の練習例で空欄の型を作る
実在の企業や取引とは無関係な「町内読書会で注文した印刷物を確認した」という固定の練習例だけを使い、
検収完了メールの空欄の型を作ってください。
順番は「対象の納品(品名・数量・注文番号)」「検収日と確認した内容」「結果(問題なし)」「請求書の送付先と支払いの流れの案内」「お礼」です。
問題があった場合用に、検収完了とせず不足や破損の事実と対応の相談を書く二つ目の型も作ってください。
会社名、担当者名、品名、金額、日付は書かず、すべて空欄にしてください。
4. 請求と支払いの流れを一文添える
「請求書は〇〇宛てにお送りください。お支払いは〇日締め〇日払いです」のように、相手が次に何をすればよいかを書きます。
5. 検収の記録を社内に残す
検収完了のメールを、注文書・納品書と一緒に保管します。支払い処理の根拠になります。
5. 完成例
以下は架空例です。
件名:検収完了のご連絡(注文番号[番号]・[品名])
[会社名]
[担当者名]様
お世話になっております。[自社名]の[氏名]です。
[納品日]に納品いただきました下記について、[検収日]に内容を確認し、検収を完了いたしました。
品名:[品名]
数量:[数量]
確認内容:数量・品番・外観に問題ありませんでした。
請求書は[宛先]宛てにお送りください。
お支払いは[締め日]締め・[支払日]払いにて手続きいたします。
このたびはご対応いただき、ありがとうございました。
確かめた内容と結果が書かれ、請求の流れが続いています。
6. 使うときの注意
検収の基準(何を確認すれば完了か)は、契約や注文書で決まっていることがあります。契約に検収期間や方法の定めがあれば、それに従います。
一部に問題がある納品を「一部検収」とするかは、契約と社内のルールで決めます。自分で判断して送りません。
検収完了を送ったあとに問題が見つかった場合は、保証や返品の条件を契約で確かめ、早めに連絡します。
7. 今日できたこと
- 注文書と納品物を照合してから送れた。
- 受領と検収完了を分けられた。
- 請求と支払いの流れを添えられた。
- 相手の会社名や金額をAIへ渡さずに済んだ。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:検収完了の一通は、取引の区切りの一通や。照合してから短く出す。それで、相手も自分も次へ進めるで。
やさしいAI仕事術