1. 今日の相談
「受信トレイに未読メールがたまって、どれに返したか分からなくなっています。返信漏れが怖いです」
仕分け先は三つだけです。今日返す、相手の返事待ち、読むだけ(対応不要)。この三つに分ければ、受信トレイは「今日の仕事場」に戻ります。
2. 大丈夫です
ほー先輩:数百件の未読は、読む前に「分ける」んや。読みながら分けようとするから終わらへん。
AIには仕分けルールと毎日の回し方を設計してもらいます。メールの本文や差出人は渡しません。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、自分のメールの一般的な種類(取引先とのやり取り、社内連絡、メルマガなど)だけです。実際のメール本文・差出人・添付はAIへ渡しません。
メールの削除はせず、アーカイブや保管フォルダへの移動にとどめます。保存期間の社内ルールがあれば従います。
4. 実際にやってみる
1. 三つの置き場を作る
「返事待ち」フォルダ(またはラベル)と「読むだけ済み」の保管場所を作ります。受信トレイ自体が「今日返す」置き場になります。
2. AIへ回し方の設計を頼む
たまった受信トレイを立て直す手順を作ってください。
分け先は「今日返す(受信トレイに残す)」「相手の返事待ち(専用フォルダ)」「読むだけ・対応不要(保管へ)」の三つだけにしてください。
初回の一括仕分け(新しい順に、1通10秒で判断)と、毎日の回し方(朝と夕方の2回)の手順に分けてください。
メールの自動振り分け設定は、メルマガなど定型のものだけに限定してください。
削除は提案しないでください。
3. 新しい順に10秒判断で仕分ける
古い順ではなく新しい順に。1通10秒で三つのどれかへ動かします。読み込まない、返信を書き始めないのがコツです。
4. 「返事待ち」を毎朝見る
朝いちばんに返事待ちフォルダを見て、1週間動きのないものだけ追いかけます(催促の文例は文例集の型が使えます)。
5. メルマガは自動振り分けにする
定型的なお知らせだけ、自動でフォルダへ入る設定にします。人とのやり取りは自動化しません。
5. 完成例
【架空の受信トレイルール】
受信トレイ=今日返すものだけ(目標:帰るときに5通以下)
返事待ちフォルダ=こちらは送信済み。1週間動きなしなら確認の連絡
保管=読むだけ・完了したやり取り(削除はしない)
毎日:朝10分(返事待ち確認→新着仕分け)/夕方5分(仕分けだけ)
自動振り分け:メルマガ・システム通知のみ
6. 使うときの注意
業務メールは記録としての保存が必要な場合があります。削除やフォルダ構成の大きな変更は、職場のメール運用ルールを確認してから行います。共有アドレスの受信トレイを整理する場合は、担当者間で分け方をそろえます。
7. 今日できたこと
- 受信トレイを「今日の仕事場」に戻せた。
- 返事待ちに置き場と名前がついた。
- 毎日の回し方を朝夕2回に決められた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:メールの整理は心の整理や。帰り際の受信トレイ5通、気持ちええで〜。
やさしいAI仕事術